クドリャフカの順番―「十文字」事件 米澤穂信著
2012年2月7日 読書
古典部シリーズ第三弾。
一人の作家を集中して読む、というのが自分のスタンス故連日読んでおりますが、はっきり言って私、この作家の本
嫌い というか苦手だと思う。
正直、読んでいて面白くないんだよなあ…
じゃ、読むなよ、って感じですが、とりあえずは図書館に蔵書がある分は網羅したいのが心情。
なぜ嫌いかというと
主人公&ヒロインに共感しない からだと思う。
小市民&古典部の主役は形は違えど
「自分は他と違う特殊能力がある」と自信家だし、
ヒロインは黒と白と全く性格は違うが、「人の心理を利用して自分の思うとおりに人を動かす」タイプだから。
主人公は「特殊」ゆえにそれを出したくないから 行動がどこまでも消極的ゆえに一般のヒーロー像とはかけ離れたぐらい読者を「イラつかせる」ぐらい「解決しよう!」という気概が見られず「仕方ないよな…」と「嫌々」感たっぷり。
古典部の主役なんて千反田える(ヒロイン名)がいくら
「私、気になるんです…」とほざこうが「そう、気になるの。
じゃ、自分で解決してね 」と言えば自分のポリシーに反しないで済むのにね。
それをなんだかんだと理由を付けて。だるそうに。
イラっとするわ!まあ、ダラダラ行動しないと話が展開しないという物語の構造上仕方ないとはいえそのテンポの悪さが本当に苦痛。
だって、大したことでもないことを「事件」と称して大きく見せる話ばかりだから。『熱海殺人事件』かよ?!
これを青春小説として捉え、推理小説と考えずに割り切ったら読めなくもないけど。
どっちつかずがどうしても歯切れの悪さを感じさせる。
本文は「文化祭」に起きた出来事を「事件」と捉えて校内をくまなく冒険中!ってとこか?
小さなことを気にする人って、どっちでもいいことにこだわるんだよなあ…そして他人を巻き込んで人に解決させて。
2しーりずとも主人公&ヒロイン以外はいいキャラ設定なんだけどなあ…メインの性格がイマイチすぎて、魅力に乏しい。
一人の作家を集中して読む、というのが自分のスタンス故連日読んでおりますが、はっきり言って私、この作家の本
嫌い というか苦手だと思う。
正直、読んでいて面白くないんだよなあ…
じゃ、読むなよ、って感じですが、とりあえずは図書館に蔵書がある分は網羅したいのが心情。
なぜ嫌いかというと
主人公&ヒロインに共感しない からだと思う。
小市民&古典部の主役は形は違えど
「自分は他と違う特殊能力がある」と自信家だし、
ヒロインは黒と白と全く性格は違うが、「人の心理を利用して自分の思うとおりに人を動かす」タイプだから。
主人公は「特殊」ゆえにそれを出したくないから 行動がどこまでも消極的ゆえに一般のヒーロー像とはかけ離れたぐらい読者を「イラつかせる」ぐらい「解決しよう!」という気概が見られず「仕方ないよな…」と「嫌々」感たっぷり。
古典部の主役なんて千反田える(ヒロイン名)がいくら
「私、気になるんです…」とほざこうが「そう、気になるの。
じゃ、自分で解決してね 」と言えば自分のポリシーに反しないで済むのにね。
それをなんだかんだと理由を付けて。だるそうに。
イラっとするわ!まあ、ダラダラ行動しないと話が展開しないという物語の構造上仕方ないとはいえそのテンポの悪さが本当に苦痛。
だって、大したことでもないことを「事件」と称して大きく見せる話ばかりだから。『熱海殺人事件』かよ?!
これを青春小説として捉え、推理小説と考えずに割り切ったら読めなくもないけど。
どっちつかずがどうしても歯切れの悪さを感じさせる。
本文は「文化祭」に起きた出来事を「事件」と捉えて校内をくまなく冒険中!ってとこか?
小さなことを気にする人って、どっちでもいいことにこだわるんだよなあ…そして他人を巻き込んで人に解決させて。
2しーりずとも主人公&ヒロイン以外はいいキャラ設定なんだけどなあ…メインの性格がイマイチすぎて、魅力に乏しい。
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