図書館の蔵書検索したらこの一冊だけが「貸し出し中」表示されていなかったので速攻で予約を入れた貴重な一冊。(笑)

題名の軽さとは真逆な内容の重さに一瞬、引く。
引いたものの、今のうちの家にシンクロする部分がありすぎて、「今、ちょうどこの時にこの本に出会えて、よかった!」と言うぐらいドンピシャ!

内容的には大学卒業後就職した会社に3か月しか持たなかった主人公が、フリーターで働いては辞め、働いては辞めをしてお気楽な人生を歩んでいるところにお母さんが重度の鬱、原因が20年来住んでいる家の近所との関係が許容量オーバーになったためという…「見張られているから…」というお母さんの言葉が「わかる!わかるわ!!!!」ってぐらい。
うちも5回に3回は向かいのババアと遭遇するから。
家を引っ越して環境を変えたらお母さんの鬱も軽減される…と言うことから一念発起してまともに仕事を探そうと奔走する姿は、私のいいお手本になりました。

履歴書に対する心がまえ、面接におけるやり取りなどリクルートの参考になる一冊。

もう一度読み直して、自分に足りないところ(と言うより、ダメダメぶりが自分と重なり読んでいて心が痛いのも事実)を見直して、次履歴書を書くときには
「本当にこの仕事をしたいのか」よく自問してから応募しようと思う。
できることなら、主人公が勤める会社のように「尊敬できる上司」と出会いたい。
尊敬できる上司に認められるように心を入れ替えて仕事に向き合わないといつまでもチャンスはめぐってこないんだろうけど。

この時期に出会えてよかったと本当に思った一冊。
この本だけが「借りれる状態」だったってこともやっぱり何かの縁かな?

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