青切符切られて以来「納得していない」と言う執念のもとに読みだしたこっち系。思いっきりわが意を得たり!の部分を見つけました!
著者の本職は弁護士。
ただ、かなり偏りがあるのは事実。警察は実はもみ消しをしていると「思う」って書かずにそこをちゃんと裏どりして欲しかった。
偏った意見じゃちょっと弱い。

長いけど引用P58~
速度違反取締の不明朗さ

速度違反取締のもう一つの不合理な点は
「交通安全を害していないところで不明朗に取り締まる」と言う問題です。
大多数のドライバーは頭の中にコンピューターのように精緻な感覚を持っていて、生活道路へ出れば自然と速度を下げ、安全な道路では速度を上げるものです。
規制しないで放置しておくと 、ある場所を通過する車の走行速度は狭い範囲に集中します。
人間と言うのは不思議なもので「この道路は時速何キロぐらいで走るのが一番ふさわしい」を自然に判別します。
もちろんその常識から外れるドライバーもいます。
しかし、実際に計測してみるとその割合は実に少ないのです。
「この道路の規則は時速40キロだけど、60キロくらい出してもそう危険でない」とみんなが思う場所では、統計的な山が自然に時速60キロくらいのところに来ます。
ところがそれを警察側の目で見ると「こんなにたくさんのお客さんがいる」となります。
みんなが自然に速度を上げて走る道路の方が「お客さん」が多いから、
警察は安全な道路で取締りをするのです。
捕まってから「自分は交通安全を害していない」と言う声がドライバーから出てくるのは当然ともいえます。

速度違反の取り締まりをするなら、速度を出すのが危険なところでやってもらいたいものです。たとえば小さい子供がいてスーパーやコンビニがある生活道路。そういう場所でスピードを出して走る車は、せいぜい取り締まってもらいたいのに、それはしていません。

本当は、みんなが安全に速度を出せる道路だということが分かった時には、40キロ規制をやめて50キロにするとか60キロにするというように規制速度を上げるべきです。
しかし警察はそうすると「お客さん」が減るからやりたがらないのです。
それどころか低い速度に規制し、みんなが自然に走行しているとそれを捕まえる、と言う変な構造になっています。
それがドラバーから「交通安全を害していないぞ」と言う声になって表れてくるのです。


もう、まさに↑の通り!!!!!
思いっきり賛同します!!!!!!
私の場合「住宅地もないうえ、高速道路かと見間違うような直線。それが50ってどうよ!」でした。
さらに、似たような構造&地形の道は「60キロ規制」。住宅地もあるのに。
住宅地もない道が50キロ、住宅地や商業施設がある場所が60キロ。
納得できない!!!
それこそ今度も県会議員がネズミで捕まったら変更するだろうなあ…

さらにもう一丁!
庶民感情を逆なでする取り締まり

速度違反取締と並んでドライバーに評判が悪いのが駐車違反取り締まりです。
それは、どちらも日常的な道路交通では違反状態が当たり前なので、捕まってしまうと「自分だけ捕まって不公平だ」と思えるからでしょう。
その背景にはほとんどの駐車違反が捕まらないという事実があります。
例えばガラガラに空いている有料駐車場の前の道路に違法駐車している車や、
交通量が多くて道幅が狭い道路をふさいでいる駐車車両、見通しが悪く、
駐車すると危険が増大する場所に平気で停めている車を片端から摘発しているのであれば「仕方ない、停めた方が悪い」と言う庶民感情が生まれるでしょう。
しかし、夜の繁華街の裏通りのようにタクシーがノロノロ運転でしか走れないほどの違法駐車を放置し、ほとんど交通のない住宅地での摘発があるというのでは 一般庶民の共感は得られません。
さらに、警察は「道路に停めるな」と言っている一方でせっせとパーキングメーターを設置しています。
お金を払えば許されるというのならそもそもその場所を駐車禁止にしている根拠はどこにあるのかと問いたくなります。
逆に駐車違反が常態化している道路すべてにパーキングメーターを設置すべきだという意見も出てくるでしょう。
そのあたりが明快にならないと、警察一家のシノギの為にパーキングメーターがあるのではないかと勘繰られても仕方ないでしょう。


ですね。ごもっともです。

今後少々住宅街で歩行者の心証を悪くするような荒い運転をしても取り締まられることもないようですので直線のスピードの出しやすい道以外はガンガン行かせてもらいまっせ。どうせ違反が多い場所は取締りをやりも、できもしないんだから。
今の制度では絶対に反省も事故もなくなりもしない。
それは収入源の為の必要悪だから。

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