解説!Newsがわかる 2012年 6月号
2012年5月13日 読書
注:写真と2012年6月号は違います。
さて、6月号の裏表紙にこんな文が掲載されていたので転記。
長いですが。
表現者:宮川俊彦
短大の入学式で学長が「疑え。教授の言っていることが正しいか常に疑え。もしかしたら先生が間違っているかもしれないから」と言ったことを覚えている。
疑う間もなく卒業したから深く掘り下げることもできなかったけど。
でも、やっぱり全てが正しい、と思わずにどこか疑っている気はする。
「安全」なんて誰も保障できないものだから、確証が取れるまで立ち止まるのではなく別の道を模索する方がよっぽど有意義な時間の使い方だと思う。
常に危機意識。自分の身は自分で守る。そんな基本すら「考え付かない」人間に情報操作されちゃったんだよな…
国を挙げての洗脳。将軍様の国だけでなく、国民皆平和ボケという洗脳。
さて、6月号の裏表紙にこんな文が掲載されていたので転記。
長いですが。
表現者:宮川俊彦
ニュースを鵜呑みにしてはいけない。
それは読解の対象としてある。
愚か者はそのまま書かれた通りに信用する。
記者が書いたものが配慮で加工されることもある。
本来の趣旨から変質することもある。
悔しさに唇を噛む記者は少なくない。
同じ事件でも国によって違う報道がある。
問題意識のある炯眼(=けいがん、明らかにものを見抜く目のこと)の
書き手と鈍感な書き手でも違う。
そういう文章が、写真が、コメントが満載なのが新聞なのだ。
だから新聞から学ぶとは書き方や事実ではない。
それを「どこをどの様に着目しているか」を研究することだ。
その読者の姿勢が記者も新聞も育てる。
記事をご神体にしてはならない。
そこには人が介在している。
そして厳密には厳正中立、客観は成立しない。
それを知ったうえで読解していくことだ。
いい澱みがあるな。やけに明快だな。余韻で告げたいことがあるな…。
大きく幅をもっと鑑賞することだ。
ニュースは半分は読者が作るものだ。
問いながら思索しながら書き手を意識して読むことだ。
本物の読者になれ。
短大の入学式で学長が「疑え。教授の言っていることが正しいか常に疑え。もしかしたら先生が間違っているかもしれないから」と言ったことを覚えている。
疑う間もなく卒業したから深く掘り下げることもできなかったけど。
でも、やっぱり全てが正しい、と思わずにどこか疑っている気はする。
「安全」なんて誰も保障できないものだから、確証が取れるまで立ち止まるのではなく別の道を模索する方がよっぽど有意義な時間の使い方だと思う。
常に危機意識。自分の身は自分で守る。そんな基本すら「考え付かない」人間に情報操作されちゃったんだよな…
国を挙げての洗脳。将軍様の国だけでなく、国民皆平和ボケという洗脳。
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