「うわさの人物」の続編的な一冊。
「うわさ」が霊能力者の最前線な人々としたらこちらは「発展途上の人」というか「霊能力者未満」な人11人にインタビュー。
有名どころで「CLAMp」「松谷みよコ」「稲川ジュンじ」(検索に引っかからないようにあえて文字を変えてます)。

正直「うわさ」がひりひりするぐらい迫力があったのに対してこちらは…
構成上の問題か、インタビューした人のレベルによるものか。
というか、インタビューの大半を割愛した雰囲気がありもっと紙面を割ければふか~~い一冊になっただろうなあ…と思わせる。

ところで読んでいて思い出したのが、高校の時霊感を持った同級生が居て、休み時間は占ってもらう為に列になっていたことがあって。
北海道に修学旅行に行った時、彼女とその友人たちが「そこ、だめ!!いるって!!」と某滝にて大騒ぎ。その時は「ああ、また言ってる」状態でしたが
本文に
北海道って、行ってみたら割と、あれ?と思うようなことが多いですね。敏感な方はここは行っちゃダメとかって場所をたくさん教えてくれます。

おい…まじかよ…

で、その「視える」子の側にいたその他大勢もいつしか「視える」ようになっていったらしいんですが(当時は信じてませんでしたが)
別の人のインタビューにて
タダね一つ不思議なことがあるの。今の主人が私と一緒になる前は全然そういうことが無かったのに、一緒になってから変なことが起き始めたって。

ご主人も体験するように?

そうなんですよ。それが不思議。健康優良児みたいな人なんですよ。
それがこの間、「ああ、怖かった」って。(中略)

それに伝染っていうか、感染っていうのもあるみたいですね。
私もそういうものを見たりしますけど、誰かと長い旅行に行ったりすると、
やっぱり普段見ない同行者が見たりするんですよ。


当時のあれって「本当」だったのかもしれない…

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