まあ、いまどきの60才代の人々は一昔の60歳代と違い、退職金もゲットし、
年金もゲットしローンもほぼ返済している人が大多数で奥様方も「家に居る」人より「外に」いる方が多いのでこの層をターゲットに戦略を組みましょうという事で。

若い層はもう収入がドボンな為、おいしいお客様にはなり得ないので時間もお金も余裕のあるこの世代をターゲットにするのはわかるのですが単純に考えないで欲しい。
当たり前だと思うけどデパートで買う客に対して 接客には十分力を入れて欲しい。
それこそめったに売れない状態なのだから

一回売った客の顔は絶対に忘れない!
個人情報もバッチリ記憶して「前回は…」と言えるぐらいの熱意 を持つべき、言い換えれば「死ぬ気」でその客に対峙しろ、と言いたい。
その客に食らい付け!とはいえ、押し付けるのはNG.
それこそカラーパーソナルを勉強して「この人、イエベの服着ているけどブルベだよなあ…」と判断したら「お客様はこちらの方もお似合いかと…」とさりげなく提案できるぐらいの勉強もしろ。
大体客もいないのに何、電卓叩いていかにも収益の計算してますよみたいなポーズ取ってんだ?平日の午前中に収益もくそもないだろうに。
それよりも客が入りやすく、相談しやすい雰囲気をいかに作るべきかを考えろ。
暇そうに社員同士で喋るなよ、開始直後に。(と、喪服を買いに行った時に思った)

最近美容院に行って感じませんか?
自分の子供世代がシャンプーしていて「世間話」的な話を振ってくることって。
「夏休み、どこに行かれましたか?」

そこで
「ああ、一か月ほどハワイでのんびりしてきたよ。
一日ぼ~~っとしたり、ゴルフしたりエステしたり…」
こんな風に返してくる客に一体何人の子が
「ハワイですか!!いいですね!××には行かれましたか?」と「次」の話題を振れる?
せいぜい「外国、行ったのは修学旅行で韓国、台湾…」そんなレベルに「客」が合わせる苦痛。

リラックスに行ってなんで客が店員に気を使わないといけないのか?
じゃ、初めから「夏休みは家に居ましたよ」はい、会話終了!の方が楽。
次の話題を振れないのであれば、最低黙って指先に集中しろ。
それこそ「ああ、このお客さんの頭皮は固いなあ…緊張しているのかな?
じゃ、次のマッサージではここら辺を特にほぐそう…」みたいに「次」を考えろ。ただへらへら中途半端に「質問」される身にもなれ。

客のレベルに合わせた会話ができる従業員を雇ってください。
ただ若いだけのねえちゃんばっかり雇わずに、新聞を隅々まで目を通しているようなそんなむしろバブル期の社員教育が徹底していた時期の人を再雇用してください。結局、それが「富裕層」の客を取り込むきっかけになるのだから。
海外に行ったことのない人に「今度ねえ、船で世界一周に行くの」と言う客の要望に応えることのできるふさわしい服を選べるわけがない。
ぶっちゃけ、貧乏人が金持ちの気持ちに沿った商品を選べないのよ。
だから一回でも自分の感性にぴた~~~~っと沿った人が担当になったら離さない=売上アップになる、のなんて別にマーケティングを勉強してなくてもだれでもわかりそうなのになあ…
それがわからない専門外がトップに立つからいつまでたっても赤字経営なんだろうなあ…

物が売れない、じゃなくて「売る気が無い」の間違いじゃね?
と、いっつも買い物に行くたびにイラつくからネットでショッピングに走るんだけどなあ…

コメント