どっかで見たことのある題名だなあ…と借りて思い出した。
自分が取っている新聞のコラムだ。(そういえば、今はもうないなあ…)
コラムと言っても優しいものではなく、
ご両人はそんなワンパターンなイメージに紛らわせて世間が闇に葬ろうとしているオバサンの視点を、そうはさせじと週替わり連射でぶつけてくる。だから「逆襲」。オバサンの逆襲は生活密着・年輪芳醇・手加減なしという特性を持つ。


読んでいてい思うのは書かれた文章が1997年から2004年からの抜粋なのだが、この当時はこの内容でも「そうだよなあ…こんな人いるんだ…」的なものが10年経った今「それ、もう普通だよなあ」と。
それだけ日常におけるマナーの低下が当たり前になっているってことで。
若者のマナーも当然悪いけれど、それをいさめずに放置した親世代も悪い。
いわば日本人ほどマナーが悪くてもとがめられない人種も珍しい。
海外から帰ってきてがっくりするのはこんな点も。

その一方で一冊丸々「ああだ、こうだ。ここが悪い」的な文章を読むと疲れる。
怒るってことはパワーがいる。
それを聞かされる(読まされる)方もパワーがいる。
褒めて育てる方が色々な意味で「楽」なのかも…

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