人間の見分け方 谷沢永一著
2012年12月21日 読書
2度目でした。結局この手の題名に魅かれちゃうんだろうな。
感想は前回とほぼ変わらず。変わったと言えば前回「全く分からなかった」だったのが今回は「なんとなくわかった」かな?
冒頭で
「50歳になったら年相応になるもんだと思っていたが、結局50になったら50歳の新人。60になったら60歳の新人を繰り返すという事がわかった」とある。要は人間そうそうへんかしないということ。
自分なりに解釈して見れば「若いころから新聞はテレビ欄しか見なかった人間は70歳になってもテレビ欄しか見ない。若い時に経済面を読んで面白い!と思った人間はその後政治面、家庭面とどんどん興味を伸ばしていく人間になる」って感じ?(自分の身近な人間を当てはめたらそういう結果になった)
さて、この本2005年発行なのですが面白い記述を。
今回落選した政治家たちは落ちるべくして落ちたって結果ですね。
人はちゃ~~んと見てるんですよ。
その一方であれだけ騒がれてもあのオザワイチローが当選しているんだから。
そして面白い事にこんなことも
「この人は頼りになる」と思うことは人生の賭けである
と言う項目で
断髪式してましたね~~
政治にかける意気込み以前に人間性で明暗を分けてているような。
数年前の段階で今と変わらないってことは、やっぱり人間早々よっぽどのことが無い限り性根を入れ替えるってことは無いんでしょうね。
感想は前回とほぼ変わらず。変わったと言えば前回「全く分からなかった」だったのが今回は「なんとなくわかった」かな?
冒頭で
「50歳になったら年相応になるもんだと思っていたが、結局50になったら50歳の新人。60になったら60歳の新人を繰り返すという事がわかった」とある。要は人間そうそうへんかしないということ。
自分なりに解釈して見れば「若いころから新聞はテレビ欄しか見なかった人間は70歳になってもテレビ欄しか見ない。若い時に経済面を読んで面白い!と思った人間はその後政治面、家庭面とどんどん興味を伸ばしていく人間になる」って感じ?(自分の身近な人間を当てはめたらそういう結果になった)
人間は一生を通じて休みなくあらゆる方面から試され続けている。
一瞬また一瞬の与えられた条件に対応する気働きが人生である。
世に生きる者にとっての機会とは一人また一人と現に触れあう成り行きとなった他者との遭遇である。
人生を決定する因子は、自分以外の人々との関係の調節である。
人間関係から完全に離脱して、なおかつ個人の能力だけで生きることはできないのである。
さて、この本2005年発行なのですが面白い記述を。
P128
それから形式的手続きのミスを犯さないことが大事である。
再起の最悪の例では田中真紀子だ。
田中事務所の職員ひとり残らずに退職金をやらなかった。
これだけでも日本史上空前の悪女と言いたい。
日本では退職金に特別の意味がある。その人が組織に一生を捧げた忠誠心に対する総決算なのだ。金額が問題ではない。
ご苦労様とねぎらう「表彰式」と考えた方がいい。
それをやらないのは極悪非道と言うよりほかにない。
そういう事では、人はついて行かない。
今回落選した政治家たちは落ちるべくして落ちたって結果ですね。
人はちゃ~~んと見てるんですよ。
その一方であれだけ騒がれてもあのオザワイチローが当選しているんだから。
そして面白い事にこんなことも
「この人は頼りになる」と思うことは人生の賭けである
と言う項目で
今から30年ほど前フジテレビで竹村健一の番組があった。
竹村のアシスタントを務める可愛い御嬢さんがいて、番組が終わったら新宿へ行って踊ったりした。あの頃、「この女の子が将来、大臣になる」と誰かが言ったら私は一笑に付しただろう。
いまや小池百合子は環境大臣である。
断髪式してましたね~~
政治にかける意気込み以前に人間性で明暗を分けてているような。
数年前の段階で今と変わらないってことは、やっぱり人間早々よっぽどのことが無い限り性根を入れ替えるってことは無いんでしょうね。
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