学校のセンセイ 飛鳥井千砂著
2013年3月24日 読書
題名通り、学校の男性教諭が主人公の話。
とはいっても『金×先生』や『GT×』の様に熱く生徒と接するタイプじゃなくすべてに渡って「めんどくせ~~~な~~」が口癖のタイプ。
自分では上手く世渡っている、と思っていたのにベテラン先生から「もう少しこの仕事に熱くなってもらっても…」と苦言を呈される始末。
ところで、今回は男性が主人公だった為、全編男性視点&口調の文体で構成されている、当たり前だけど。
けれど、こちらの方が断然良かった 。
今まで表紙のイラストや名前だけで「女性作家」と思っていたけどもしかして
「男性作家」かな?とも。
もしかしたら「両方の性を持つ人」なのかも。
そういった意味では本作でも「普通でいる事」や「セクシャルマイノリティ」について触れた部分があるので。
相当、この作家さんこのテーマが根底にあるのかな?とか。
とにかく、本作では「普段からこんな思考を持ち、こんな口調で喋っている」と言うほど自然で違和感の無さ、と言うよりそれが「素」なのかなと言う位スラスラと読めるほど自然な文体だった。
今までのは無理に少女漫画を描いていたので、女性心理や行動に不自然な態度が見られて違和感があったのに、こちらでは少年漫画を描いているから、無理なく何も加工せずに描けました、ってぐらいに感じた。
これからはこちらの路線でよろしく、って感じですが。
とはいっても『金×先生』や『GT×』の様に熱く生徒と接するタイプじゃなくすべてに渡って「めんどくせ~~~な~~」が口癖のタイプ。
自分では上手く世渡っている、と思っていたのにベテラン先生から「もう少しこの仕事に熱くなってもらっても…」と苦言を呈される始末。
ところで、今回は男性が主人公だった為、全編男性視点&口調の文体で構成されている、当たり前だけど。
けれど、こちらの方が断然良かった 。
今まで表紙のイラストや名前だけで「女性作家」と思っていたけどもしかして
「男性作家」かな?とも。
もしかしたら「両方の性を持つ人」なのかも。
そういった意味では本作でも「普通でいる事」や「セクシャルマイノリティ」について触れた部分があるので。
相当、この作家さんこのテーマが根底にあるのかな?とか。
とにかく、本作では「普段からこんな思考を持ち、こんな口調で喋っている」と言うほど自然で違和感の無さ、と言うよりそれが「素」なのかなと言う位スラスラと読めるほど自然な文体だった。
今までのは無理に少女漫画を描いていたので、女性心理や行動に不自然な態度が見られて違和感があったのに、こちらでは少年漫画を描いているから、無理なく何も加工せずに描けました、ってぐらいに感じた。
これからはこちらの路線でよろしく、って感じですが。
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