君は素知らぬ顔 飛鳥井千砂著
2013年3月25日 読書
オムニバス形式の短編集
「女性作家」に戻ってしまった。笑
登場人物は今まで読んだ作品で書かれた人と似ている。総出演?
ただ、今までこだわってきた「マイノリティ」や「普通って何?」「人と同じじゃないとだめなの?」的な攻撃的、疑問、あせり、あがき…と言った悩みが封印され(多分、作者の中で昇華されたんでしょうね…)至って普通=どこにでもある短編小説になってしまった。
個性を封印したら、そう、こんな風に角が取れ、普通、どれを見ても同じって事になる。
本を閉じたら今までどんな本を読んでいたかその内容さえ忘れるほど、普通に。
その中で最後の一遍『どこかで誰かに』は読み終わった後「やられた」感がありました。
最後の最後にこれを読んだらもう一度、この回だけは読み返すことになると思う。
その一方でこの本のP232で
桜木 君の誤植では?
こんな風に「事務」って失敗しても「誰も死ぬ」仕事じゃないのが大半。
名前が違っていても読者はそのまま気にせず読み進める。
本文でも他書でも「事務なんんて、誰でもできるし、座っているだけの仕事でしょ」的な記述が多数みられた。
事務は「間違い探し」に似ている。二枚の絵を比べてその些細な「違い」を見つける、「ン??あれ?どこか変」。
このちょっとした引っ掛かり、こだわりを「知識と経験」と言う言葉に置き換えるんじゃないのかな?
本来よどみなく流れている川の水が、異物に引っかかたり、逆流していたり。
それをいち早く見つける為に神経を使う仕事。
「ん?」が無かったために、書類がどんどん流れて後で大事故に繋がることがあるけだけど。責任を問うような仕事を派遣や新人に任せる方がどうかと思うんだけどな、と思わないでもないけどやっている本人がやっぱり責任を持って処理するって言う気構えを持てるようにして欲しいな、と思う。
って、感想と全く違う流れになってしまった。
普通でいる事、大多数でいる事って本当に「楽」。
責任を感じなくて、済むから。
「女性作家」に戻ってしまった。笑
登場人物は今まで読んだ作品で書かれた人と似ている。総出演?
ただ、今までこだわってきた「マイノリティ」や「普通って何?」「人と同じじゃないとだめなの?」的な攻撃的、疑問、あせり、あがき…と言った悩みが封印され(多分、作者の中で昇華されたんでしょうね…)至って普通=どこにでもある短編小説になってしまった。
個性を封印したら、そう、こんな風に角が取れ、普通、どれを見ても同じって事になる。
本を閉じたら今までどんな本を読んでいたかその内容さえ忘れるほど、普通に。
その中で最後の一遍『どこかで誰かに』は読み終わった後「やられた」感がありました。
最後の最後にこれを読んだらもう一度、この回だけは読み返すことになると思う。
その一方でこの本のP232で
桜田君の歓迎会以来よね。と言う文章
桜木 君の誤植では?
こんな風に「事務」って失敗しても「誰も死ぬ」仕事じゃないのが大半。
名前が違っていても読者はそのまま気にせず読み進める。
本文でも他書でも「事務なんんて、誰でもできるし、座っているだけの仕事でしょ」的な記述が多数みられた。
事務は「間違い探し」に似ている。二枚の絵を比べてその些細な「違い」を見つける、「ン??あれ?どこか変」。
このちょっとした引っ掛かり、こだわりを「知識と経験」と言う言葉に置き換えるんじゃないのかな?
本来よどみなく流れている川の水が、異物に引っかかたり、逆流していたり。
それをいち早く見つける為に神経を使う仕事。
「ん?」が無かったために、書類がどんどん流れて後で大事故に繋がることがあるけだけど。責任を問うような仕事を派遣や新人に任せる方がどうかと思うんだけどな、と思わないでもないけどやっている本人がやっぱり責任を持って処理するって言う気構えを持てるようにして欲しいな、と思う。
って、感想と全く違う流れになってしまった。
普通でいる事、大多数でいる事って本当に「楽」。
責任を感じなくて、済むから。
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