アダルト・エデュケーション 村山由佳著
2013年5月7日 読書
(官能)短編小説集
う~~~~ん。痛々しいというか…
相手が必死になって嘗めて(咥えて)くれているというのに
こちらはされればされるほど乾いて(萎えて)くる、そんな感じ。
「もう、今日は無理にHしなくてもいいよ。」と声をかけたくなるというか…
児童文学作家が一般向けに脱皮を図る時も相当「違和感」があって
「何も無理にジャンルを変えなくても…」と感じるのと似ている。
もうすでに「先発隊」は存在しているのだから、わざわざ後発で
「イマイチ…」評価を受けなくても得意分野で頑張ったらいいじゃない、
と声をかけたくなる。
『ダブルファンタジー』で「女にも性欲があるんです!!」と発表したもののどこか「優等生」の殻が破りきれず不完全燃焼にも似た中途半端さがあったのに
比べて本作は「吹っ切れ感=何か、文句ある?」って潔さがある気はしましたが。
でもね、読んでも読んでも「濡れてきません」。
もしくは「ニヤニヤ」もしてきません。
有川さんのベタ甘の恋愛もんを読んだ後「ニヤニヤ」します。
そして「できたら私も××と…」と空想します。
この××に当てはめられるのは「夫」とか「彼氏」もしくは「元彼」など
人様々だと思うけど、結局は「一番好きな誰かとこんな風に…」と
思えるのが「恋愛小説」の醍醐味じゃないですか?
一方、性描写があったとしても同様に「私も××とこんな風にいちゃいちゃ…」と
濡れてくる様なのをやっぱり読者としては求めたいじゃないですか。
それが、方向転換の過渡期にあるのかもしかしたらこの作者の限界なのかどうかはまだ不明ですが「濡れて」も来ない本なんてジャンル的にはどうかと。
「私の書く本はそんな濡れる事前提では無く、あくまでも文学 です!そんな下品な事、言わないで頂戴!!!(怒)」とヒステリックに怒られそうですけどね。
そう、どこか「優等生」の顔が見え隠れして疲れる。
昔、映画『メインテーマ』で
ひろ子「セクシーになるってどういう事ですか?」
かおり「頭の中を、からっぽにすることよ」
と言うセリフがありましたが
当時はわかりませんでしたが、「なるほどな」と
今になると理解できます。
う~~~~ん。痛々しいというか…
相手が必死になって嘗めて(咥えて)くれているというのに
こちらはされればされるほど乾いて(萎えて)くる、そんな感じ。
「もう、今日は無理にHしなくてもいいよ。」と声をかけたくなるというか…
児童文学作家が一般向けに脱皮を図る時も相当「違和感」があって
「何も無理にジャンルを変えなくても…」と感じるのと似ている。
もうすでに「先発隊」は存在しているのだから、わざわざ後発で
「イマイチ…」評価を受けなくても得意分野で頑張ったらいいじゃない、
と声をかけたくなる。
『ダブルファンタジー』で「女にも性欲があるんです!!」と発表したもののどこか「優等生」の殻が破りきれず不完全燃焼にも似た中途半端さがあったのに
比べて本作は「吹っ切れ感=何か、文句ある?」って潔さがある気はしましたが。
でもね、読んでも読んでも「濡れてきません」。
もしくは「ニヤニヤ」もしてきません。
有川さんのベタ甘の恋愛もんを読んだ後「ニヤニヤ」します。
そして「できたら私も××と…」と空想します。
この××に当てはめられるのは「夫」とか「彼氏」もしくは「元彼」など
人様々だと思うけど、結局は「一番好きな誰かとこんな風に…」と
思えるのが「恋愛小説」の醍醐味じゃないですか?
一方、性描写があったとしても同様に「私も××とこんな風にいちゃいちゃ…」と
濡れてくる様なのをやっぱり読者としては求めたいじゃないですか。
それが、方向転換の過渡期にあるのかもしかしたらこの作者の限界なのかどうかはまだ不明ですが「濡れて」も来ない本なんてジャンル的にはどうかと。
「私の書く本はそんな濡れる事前提では無く、あくまでも文学 です!そんな下品な事、言わないで頂戴!!!(怒)」とヒステリックに怒られそうですけどね。
そう、どこか「優等生」の顔が見え隠れして疲れる。
昔、映画『メインテーマ』で
ひろ子「セクシーになるってどういう事ですか?」
かおり「頭の中を、からっぽにすることよ」
と言うセリフがありましたが
当時はわかりませんでしたが、「なるほどな」と
今になると理解できます。
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