血の饗宴―夜に彷徨うもの ロブサーマン著
2013年5月23日 読書
今回はキャル君の童貞喪失&本命に別れを告げられる編。
そりゃそ~でしょ。
「純粋な人間とHして、子供も化け物(の遺伝を持ったら)になったら…」
と逃げ腰&弱腰で
挙句の果て、ウマズメ体質の人狼とやっちゃったらねえ…
男にとっては理想だよね。
「生出し」しても妊娠しない(人外であっても)異性とHするのって。
結局、このキャル君と言う主人公、本来ある主人公の属性から外れている気が。
ピンチは常に「優しく強いお兄ちゃん」の助けがあり、守られている。
まあ、確かにゲートを操れるようになったんだけど、人狼や人外の者が
匂いを嗅いだだけで不快感を覚える最悪&最強の「オーフィー」とのハーフとは思えないヘタレっぷり。
兄の「ニコ」の方が主人公としての属性を持っている気がするんですが。
それなのにこれが人気、ってのはある意味「イラスト」に騙されている気がする。
そもそも牧神の「ロビン・グッドフェロー」の髪がなぜにストレート?
って言う違和感は一巻目から。
人外からも「そこの、くせ毛」と呼ばれるように「羊」らしくもっとグリングリンのイメージ。
で、今回も読みにくいのは相変わらずで(それでも一巻よりはましかな?)
一巻が「ミカンを貰った。食えるかこんなもん!」とすると
今回は「隣のババアにミカンを貰ったが、ものスゲー極彩色。
健康オタクの兄貴は「残せず食え!」っていうけどよ。
ちくしょう!食えるか!」とします。
でも本来きちんとしていたら
「隣のババアにミカンを貰ったが、カビでものすげ~色になってるし
これ喰えるの?触ってもぶよぶよしているんだぜ!」
と言った風に「カビが生えて腐りつつあり食べれたもんじゃない」的な
表現があってこそ「なぜ食べれないのか」に繋がると思うのですが。
もういきなり「極彩色」的な表現がぽこっと現れるので、意味不明。
今バーで飲んでいたかと思うといきなり戦闘しているし…
え、数行前にそんな「予告」ありました??ってぐらいに唐突すぎ!
そうそう、一人称で書かれている「弊害」(柚木さんの本で「下手くそが一人称で小説書いたら、自滅する」とありましたが)
が随所に。
例えばP330
上記の「グッドフェロー」と「ロビン」は同一人物です。
なのに、この数行だけで呼称がコロコロ変わって書かれている。
これだけならまだしも、「牧神」とかその他にもイヤミや皮肉を言う時には様々な呼称で一人の人物を指すので=それも例によって唐突に。
ロビン=グッドフェローを山田太郎に置き換えて
「山田 が短剣を二本だし、
後の二人が喉に刃を受けて倒れた
太郎 の首筋に向かって血が吹き出し…」となります。
せめてこの戦いのシーンが終わるまで一つの呼称で統一しませんか???
山田太郎と言えば『ドカベ×』。
なので随所に「や~~~~まだ」とか「おにいちゃ~~ん」とか
呼ばれて、例えばイワキがイヤミで「おにいちゃ~~ん」なんて呼んでも
え?サチコが言ったの?このセリフ?って感じ。←すでにここで知らない人にはち~~~っともわからないことになっているはず。
それぐらい「これぐらいの事はしっているよね?」って感じで話がすすめられるんですね~この本。
それと
とありますが普通書くなら
ロビンの首筋 から 血が吹き出し
の方が日本語としては読みやすくないですか??????
これじゃ、他人の血がロビンの首に飛んで流れたぽくない?
てか、なんで血が噴き出したの?と意味不明。
誰に襲われたから損傷したのかの説明が無い。
持って回した言い回しをしすぎるので肝心な表現が欠落している。
これ、原作者が悪いの?それとも翻訳者が「忠実」に訳しているだけなの?と。
せめて、もう少し異文化に対する注釈を入れる、表現がくどい場合など
手を入れてくれてもいいんじゃないのか、と。
しかもあとがきに「いつも丹念に原稿をチェックしてくださる中央公論社の皆様」と多数の手が加わっていて「これ?」って感じ。
どこをチェックしてるんですか???って感じ。
もっと読みやすいスムーズな訳を心がけてほしいもんです。
さあ、次巻もあら探しの為にも苦痛を感じつつも読むとすっか。
そりゃそ~でしょ。
「純粋な人間とHして、子供も化け物(の遺伝を持ったら)になったら…」
と逃げ腰&弱腰で
挙句の果て、ウマズメ体質の人狼とやっちゃったらねえ…
男にとっては理想だよね。
「生出し」しても妊娠しない(人外であっても)異性とHするのって。
結局、このキャル君と言う主人公、本来ある主人公の属性から外れている気が。
ピンチは常に「優しく強いお兄ちゃん」の助けがあり、守られている。
まあ、確かにゲートを操れるようになったんだけど、人狼や人外の者が
匂いを嗅いだだけで不快感を覚える最悪&最強の「オーフィー」とのハーフとは思えないヘタレっぷり。
兄の「ニコ」の方が主人公としての属性を持っている気がするんですが。
それなのにこれが人気、ってのはある意味「イラスト」に騙されている気がする。
そもそも牧神の「ロビン・グッドフェロー」の髪がなぜにストレート?
って言う違和感は一巻目から。
人外からも「そこの、くせ毛」と呼ばれるように「羊」らしくもっとグリングリンのイメージ。
で、今回も読みにくいのは相変わらずで(それでも一巻よりはましかな?)
一巻が「ミカンを貰った。食えるかこんなもん!」とすると
今回は「隣のババアにミカンを貰ったが、ものスゲー極彩色。
健康オタクの兄貴は「残せず食え!」っていうけどよ。
ちくしょう!食えるか!」とします。
でも本来きちんとしていたら
「隣のババアにミカンを貰ったが、カビでものすげ~色になってるし
これ喰えるの?触ってもぶよぶよしているんだぜ!」
と言った風に「カビが生えて腐りつつあり食べれたもんじゃない」的な
表現があってこそ「なぜ食べれないのか」に繋がると思うのですが。
もういきなり「極彩色」的な表現がぽこっと現れるので、意味不明。
今バーで飲んでいたかと思うといきなり戦闘しているし…
え、数行前にそんな「予告」ありました??ってぐらいに唐突すぎ!
そうそう、一人称で書かれている「弊害」(柚木さんの本で「下手くそが一人称で小説書いたら、自滅する」とありましたが)
が随所に。
例えばP330
「グッドフェローが短剣を二本だし、
後の二人が喉に刃を受けて倒れた。
ロビンの首筋に向かって血が吹き出し、赤いしずくがニコの手にしたたる。
セラグリオが銃口をロビンの頭に向け、引き金を引き始めた。
上記の「グッドフェロー」と「ロビン」は同一人物です。
なのに、この数行だけで呼称がコロコロ変わって書かれている。
これだけならまだしも、「牧神」とかその他にもイヤミや皮肉を言う時には様々な呼称で一人の人物を指すので=それも例によって唐突に。
ロビン=グッドフェローを山田太郎に置き換えて
「山田 が短剣を二本だし、
後の二人が喉に刃を受けて倒れた
太郎 の首筋に向かって血が吹き出し…」となります。
せめてこの戦いのシーンが終わるまで一つの呼称で統一しませんか???
山田太郎と言えば『ドカベ×』。
なので随所に「や~~~~まだ」とか「おにいちゃ~~ん」とか
呼ばれて、例えばイワキがイヤミで「おにいちゃ~~ん」なんて呼んでも
え?サチコが言ったの?このセリフ?って感じ。←すでにここで知らない人にはち~~~っともわからないことになっているはず。
それぐらい「これぐらいの事はしっているよね?」って感じで話がすすめられるんですね~この本。
それと
ロビンの首筋に向かって血が吹き出し
とありますが普通書くなら
ロビンの首筋 から 血が吹き出し
の方が日本語としては読みやすくないですか??????
これじゃ、他人の血がロビンの首に飛んで流れたぽくない?
てか、なんで血が噴き出したの?と意味不明。
誰に襲われたから損傷したのかの説明が無い。
持って回した言い回しをしすぎるので肝心な表現が欠落している。
これ、原作者が悪いの?それとも翻訳者が「忠実」に訳しているだけなの?と。
せめて、もう少し異文化に対する注釈を入れる、表現がくどい場合など
手を入れてくれてもいいんじゃないのか、と。
しかもあとがきに「いつも丹念に原稿をチェックしてくださる中央公論社の皆様」と多数の手が加わっていて「これ?」って感じ。
どこをチェックしてるんですか???って感じ。
もっと読みやすいスムーズな訳を心がけてほしいもんです。
さあ、次巻もあら探しの為にも苦痛を感じつつも読むとすっか。
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