シリーズ最終巻
「やっと終わった。つまらん」と言うのが正直な感想。
たった六巻なのに訳者が3人も変るなんて。
しかも前巻の訳者のあとがきで
いよいよ次回がシリーズ最終刊!?アレックスの運命やいかに?!
私もそれが知りたくてうずうずしている。

と書いてあるのに、違う人のが訳している…
どれだけ「大人の都合」があったの?って感じ。

そして 最後の最後までイメージと全く違うイラスト
面白いぐらいに原作イメージ全く無視!の独自の世界観を突っ張らせたというか
イラストだけで別ワールドを展開させたというべきか?

話の内容も前回の感想の時に イヤミで「少年漫画のごとく世界観がどんどん広がる…」と書いた通りに今回は宇宙が舞台という…
「勝手にやってろよ」って感じ。
あいも変らず「自分は関わりたくない」と言っている割に全く行動が伴っていないし。
そもそも、なんでコイツに携帯を持たせないのか?とか体にGPSでも埋め込んどけ!!!と突っ込みどころ満載。(これは全巻ず~~~っと思っていた)
ご都合主義もここまで行ったらなんというか…

お子ちゃまはこの話、おもしろいんだろうか?
なんかもう、大人には「はあ???」て感じで付き合いきれなかった。
終わり方もなんか納得いかないし。

最後まで主人公のアレックスに共感を持てずに嫌悪感だけがあるのは
全編を通じた「生意気」な態度がど~~~~~~~~しても受け入れられなかった。(訳ではまるで「礼儀正しい少年」描写だけど、とてもじゃないけどそう受け取れる様な態度ではないと思うが)
ロケットの中で細胞レベルで死んで、って感じ。
ああ、やっと終わってくれてこの忌々しいクソガキの話から解放されて
非常にうれしい!その一言に尽きる!

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