三匹のおっさん ふたたび 有川浩著
2013年6月11日 読書
しばらく図書館断ちをする予定でしたが、「予約の本の用意が出来ました」の
電話一本であっさり踏絵を踏むタイプ。笑
だって、2月に予約して130人待ちの本ですもの!!蔵書数の多い本は回ってくるのが早いから助かる!それこそ今回の「おっさん」にもあるように
正しい事をしている人が嫌な目に遭って、間違ったことをしている人がのさばる世の中ですもの!
借りた本は期間内に返す!汚さない!破らない!線を引かない!…など図書館マナーについても今度書いて欲しいぐらい。
さて、今回はおっさんだけでなくその家族が取り巻く問題も書かれている。
一話目の嫁のパートの話は「うん、うん」と共感しまくり。笑
その中でちらりと触れられている「金を貸した方が遠慮して、借りた方が図々しい」図なんて今時よくあること。
「返せ」と言わないから返さなくていいと思った、ってこの考え方どうよ?!
二話目の本屋の万引きも他の人の本で取り上げられていたテーマですが
小さな書店にしたら死活問題。警備の為に人を雇うわけにもいかず、そうすれば
「あそこは盗りやすい」と言う噂が立ち悪循環。
万引きを捕まえようとした挙句、犯人が事故に遭い「追いかけなかったら死なずに、怪我せずに済んだのに」と泥棒の言い分が通る世の中。
しかも子供に「欲しいのなら、盗んで来い」と言う親…
もう、げんなりと言うかでも今の世の中きっとこの時もだれか似た事を子供に言っている親が増殖中。
見つかったら「お金を払ったらいいんでしょ」何か文句ある?って逆に言いがかりをつける大人。
5話目の「祭り」にしてもまさに「そうそう、金を出さないくせにお菓子だけ取りに来るやつ、いるいる」って思った。
町内会費払わないのに、払っている子供が列に並んでいると親が 「もらってきなさい」って言うんだよな~~
私が子供会している時もあった、あった。
はあ?ってアンタ違う町でしょ?って。
今時誰が「ただ」でお菓子配ってくれるねん?!
その一方でジジババが確かに町内に住んでいるけど、夏休みだけ参加してちゃっかり景品等を 奪って行く家とかね。
しかもそういう家に限ってジジババが過去に役員をしていて発言力&存在感があると来ると始末に負えない度はさらにアップ!
四話目のの「不法投棄」も昨今「あるある」。
本作では老人が「この地主は金持ちだから捨ててもいいだろ」と全く会話にならない持論を振りかざす。
「今時の若いもんは…」と言われて育った人間が年を取って「今時の老人は…」と成長せずに言われているんだなあ…
という事は「子どもに万引きして来い」と言う親に育てられた子は当然「万引きは見つからなったらOk]と言うのが「常識」となって育つのは当然。
なんか、空恐ろしいなあと。
旦那の目撃談によると、横断歩道で母親が赤で渡ろうとしたら5歳位の男の子が
「お母さん!!赤やで!!怖い!!」と言って立ち止まったら「ええねん!
さっさと渡り!!!」と引きずって行ったとか。
「子どもの方がまともや…」。
かと思えば100円寿司でジジイが店内で煙草を吸おうとしたら孫息子が
「おじいちゃん、ここ禁煙やで」と。ジジイ、煙草をひっこめたけど、
すぐドアの真ん前で吸い始めたし。
そこで吸われたら店に出入りする人間全員が「受動喫煙」の被害に遭うんですが…自分さえよかったらの典型。
面白い事に「それ、あかんで」と言いうのが「男」であり、
「ええやん、別に」と受け入れているのが「女」ということ。
娘と母親の密着度(普段から行動をよく見ている)に比例するのかな?
大型ショッピングセンターでベビーカーで幅を利かせすぎている最近の母親の行動も目に余るけど、あれが当たり前、標準として育ったらそりゃ「席をゆずる」ってなんのこと?って言う感覚で育つわな。
おっさんたちの様に注意するのが本来は「当たり前」で「当然」だったのが
今では注意すること自体が問題になりかねないという、ほんと、マナーの崩壊でより一層住みにくい世の中になっています。
今こそ「江戸しぐさ」を見直すべきなんでしょうねえ…
電話一本であっさり踏絵を踏むタイプ。笑
だって、2月に予約して130人待ちの本ですもの!!蔵書数の多い本は回ってくるのが早いから助かる!それこそ今回の「おっさん」にもあるように
正しい事をしている人が嫌な目に遭って、間違ったことをしている人がのさばる世の中ですもの!
借りた本は期間内に返す!汚さない!破らない!線を引かない!…など図書館マナーについても今度書いて欲しいぐらい。
さて、今回はおっさんだけでなくその家族が取り巻く問題も書かれている。
一話目の嫁のパートの話は「うん、うん」と共感しまくり。笑
その中でちらりと触れられている「金を貸した方が遠慮して、借りた方が図々しい」図なんて今時よくあること。
「返せ」と言わないから返さなくていいと思った、ってこの考え方どうよ?!
二話目の本屋の万引きも他の人の本で取り上げられていたテーマですが
小さな書店にしたら死活問題。警備の為に人を雇うわけにもいかず、そうすれば
「あそこは盗りやすい」と言う噂が立ち悪循環。
万引きを捕まえようとした挙句、犯人が事故に遭い「追いかけなかったら死なずに、怪我せずに済んだのに」と泥棒の言い分が通る世の中。
しかも子供に「欲しいのなら、盗んで来い」と言う親…
もう、げんなりと言うかでも今の世の中きっとこの時もだれか似た事を子供に言っている親が増殖中。
見つかったら「お金を払ったらいいんでしょ」何か文句ある?って逆に言いがかりをつける大人。
5話目の「祭り」にしてもまさに「そうそう、金を出さないくせにお菓子だけ取りに来るやつ、いるいる」って思った。
町内会費払わないのに、払っている子供が列に並んでいると親が 「もらってきなさい」って言うんだよな~~
私が子供会している時もあった、あった。
はあ?ってアンタ違う町でしょ?って。
今時誰が「ただ」でお菓子配ってくれるねん?!
その一方でジジババが確かに町内に住んでいるけど、夏休みだけ参加してちゃっかり景品等を 奪って行く家とかね。
しかもそういう家に限ってジジババが過去に役員をしていて発言力&存在感があると来ると始末に負えない度はさらにアップ!
四話目のの「不法投棄」も昨今「あるある」。
本作では老人が「この地主は金持ちだから捨ててもいいだろ」と全く会話にならない持論を振りかざす。
「今時の若いもんは…」と言われて育った人間が年を取って「今時の老人は…」と成長せずに言われているんだなあ…
という事は「子どもに万引きして来い」と言う親に育てられた子は当然「万引きは見つからなったらOk]と言うのが「常識」となって育つのは当然。
なんか、空恐ろしいなあと。
旦那の目撃談によると、横断歩道で母親が赤で渡ろうとしたら5歳位の男の子が
「お母さん!!赤やで!!怖い!!」と言って立ち止まったら「ええねん!
さっさと渡り!!!」と引きずって行ったとか。
「子どもの方がまともや…」。
かと思えば100円寿司でジジイが店内で煙草を吸おうとしたら孫息子が
「おじいちゃん、ここ禁煙やで」と。ジジイ、煙草をひっこめたけど、
すぐドアの真ん前で吸い始めたし。
そこで吸われたら店に出入りする人間全員が「受動喫煙」の被害に遭うんですが…自分さえよかったらの典型。
面白い事に「それ、あかんで」と言いうのが「男」であり、
「ええやん、別に」と受け入れているのが「女」ということ。
娘と母親の密着度(普段から行動をよく見ている)に比例するのかな?
大型ショッピングセンターでベビーカーで幅を利かせすぎている最近の母親の行動も目に余るけど、あれが当たり前、標準として育ったらそりゃ「席をゆずる」ってなんのこと?って言う感覚で育つわな。
おっさんたちの様に注意するのが本来は「当たり前」で「当然」だったのが
今では注意すること自体が問題になりかねないという、ほんと、マナーの崩壊でより一層住みにくい世の中になっています。
今こそ「江戸しぐさ」を見直すべきなんでしょうねえ…
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