正直、この作家さんはまじめな文章でありつつもどこか骨太…って言うイメージで読み始めたんですが、いや、もう、ちっともさっぱり意味不明。
つかみどころがないままに終わってしまった…

彼氏の様な存在の男がアパートを探すことになり、「空いている物件」を探していたのがいつの間にか「自分が気に入った物件に無理やりでも入る」と言うものすごい「発想の転換」をしたために、「ここに入る!!(空き部屋無し)」と
宣言したためになぜか主人公が潜入捜査(?)もどきの活躍で住人を無理やり引っ越しさせようと四苦八苦。そのためには、きっかけとなりそうな男と
「性交」までしちゃうという大胆さ!
淡々と描写されているんで生々しさは無く、起きました、ご飯食べました、歯を磨きましたレベルの日常の一環的な感じなんでそれはそれでなんか「カサカサした」モンを感じるのですが…

なんでそこまでするの?みたいな自分とは人種が違う生き物の生態を読まされた感じ。このままどこかに流れて生きていくんだなあ…というか、生活感も存在感も無いような生き方だから「幽霊」なんだろうか??????

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