レガッタ、えがった、えがった!




暑い夏に少しは涼しさを感じていただけましたでしょうか?

こちら、「ヤングアダルト」と言う分類で図書館の一般と児童書の間に置かれてました。
高校生のボート部のお話。
先日読んだ『銀盤…』に比べて、対象を小中高生に絞っているせいか
女同士の嫉妬有、部活が忙しくて男の子と付き合えないと言った悩み、など
リアルと言うより一言「共感が持てる話」に仕上がっています。
『銀盤…』は大人対象で「いかにスケート業界の内情を知ってもらうか」に
重きを置きすぎていてキャラが立っていないのでつまらないのですが、
こちらは部員が多数登場するのにも関わらずキャラが立っている感じ。
生き生きさはこちらが断然、上!

さて、今時の子を対象にした内容だけあって「名前」がいかにも今風。
主人公からして「有里」=あり
「南都」=なつ
「麗華」=れいか

「美帆」=みほ はきっと親が元選手とか言った伏線がありそうな名前だけど。
こうやって「親が期待するものを漢字」に当てはめた名前の付け方を本当に
しなくなっているんだなあ…というか、漢字見ても日本人か外国人か判断できないし。
「有里」をせめて「ゆり」とか読ませてくれたらなあ…とか名前のところで
毎回、「なんて読むんだっけ?」と躓いているのがすでにおばちゃん????


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