午後に一回入力したのに消えてる…涙
今日なんかえらく接続するのに時間かかってたし。
Dnってこういうとこあるよなあ…
書いたものが消える…このショックはねえ…
と言うわけで長い引用も全部パーになりましたが気を取り直して。




父と息子は一般的には単純な対立関係や権力闘争になりやすいからです。父は息子を抑え込もうとし、息子はそれに反発するかしぶしぶ従うかのいずれかですね。
ところが母と娘の権力関係は共感と思いやりによる支配、と言った、
遥かに複雑な様相を呈しています。
母は娘に対して「あなたの為を思って」と言う大義名分を掲げながら、
実際には自分の願望と理想を押し付けようとします。
娘は母親の欲望を先取りするかのように表面上は反発しつつも
そうした支配に逆らうことが出来なくなります。
この構図は自覚される場合もされない場合もあるようです。


この本の感想を一言で言うと、今現在母親との関係に苦しんでいる
言い換えれば「母殺し」をいかに行うかを日々悩んでいる人間には
全く役に立ちません。
解答と言うかアドバイスすらもありません。要は「解決策は、無い」と
言われているようなもんです。
ではこの本は一冊何を書いているかと言えば、
マンガ、小説において母と娘の関係を書いている作品はこれです、と
ガイドブックの様なものでした。
全くの肩すかし。

けど、今ふと思ったのはフジケイコとウタダの関係も根深いのかも。
個々も案外、母娘の関係がこじれていたのでは…

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