わたくし率イン歯ー、または世界 川上未映子 著
2013年9月4日 読書
『乳と卵』でみせたリズム感のある文体はまだ確立していないが、
この作品ですでに片鱗は有り、大阪弁&「や、」の使用などがある。
で、読み終わった後なんとなく作者に「騙された」って気がするんですが…笑
同時収録の『感じる専門家 採用試験』を読む限り
この作家さんメインテーマと言うか潜在的に
「どうして生まれてきたのか?」「なぜ生まれるのか?」
「なぜ、産むのか?」「なぜ産んだのか?」と常に問うている気がする。
それを考えると先日読んだ『ヘブン』もタダのいじめの話ではなく
いじめられてる人生ならばどうして生まれてきたんだろう?と言った
「生」についての追及がああいう形になったのかな?と思ったり。
ただ、この作家さん「いいな」というか「深いな」と思う部分が
全体の数行もしくは一ページに集約されておりあとは
惰性の言葉遊びのようで、けむに巻かれている気がするんですが。
この作品ですでに片鱗は有り、大阪弁&「や、」の使用などがある。
で、読み終わった後なんとなく作者に「騙された」って気がするんですが…笑
同時収録の『感じる専門家 採用試験』を読む限り
この作家さんメインテーマと言うか潜在的に
「どうして生まれてきたのか?」「なぜ生まれるのか?」
「なぜ、産むのか?」「なぜ産んだのか?」と常に問うている気がする。
それを考えると先日読んだ『ヘブン』もタダのいじめの話ではなく
いじめられてる人生ならばどうして生まれてきたんだろう?と言った
「生」についての追及がああいう形になったのかな?と思ったり。
ただ、この作家さん「いいな」というか「深いな」と思う部分が
全体の数行もしくは一ページに集約されておりあとは
惰性の言葉遊びのようで、けむに巻かれている気がするんですが。
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