幼馴染のウィンとクリス。(ともに♂)
大学が始まる(秋から入学)までの2か月の夏休み中に自転車でアメリカ大陸横断をすることに。
けれど旅の終わりごろにウィンが突然の失踪。
一人家に戻ったクリスは釈然としないままにも大学生活を始める。

一方、一人息子の失踪に黙っていないのはウィンの両親。
非公式でFBIの友人を使ってクリスに揺さぶりをかける、
大学に多額の寄付をしているのは自分だと暗に圧力をかけ
最後にはクリスの父親の会社まで買収して
「ウィンの居場所を教えないと、職を失うことになるぞ」
とどんどん汚い手を使って迫ってくる。
と言うわけで、クリスはウィンを探すことにしたけど、
結局それは「自分探し」の旅でもあったのであった…
てな感じ????????????

てか、ウィンが失踪した時に旅に出るまでの両親の態度の描写で
私が「親の立場」になった側から見ても
こんな親、絶対いややわ。家出したくなるよな」
と思ったので、「息子はどこだ?」と言っている割に今までの自分たちの
態度はどうよ?って前半ですでに内容が見えてしまうんだけど…
「家出だろ。自分の意志でこの親から離れたかったに決まってんじゃん。
ましてやウィンが持っていた大金狙いでクリスがウィンを殺すわけないじゃん。
」ってどうして思いつかないのか
めっちゃ不思議だったんですけど。

で、「親友」と言っている割にこの妙な「冷たさ」「距離感」って
一体何なのか?まあ、旅の途中で「関係性」に気が付く展開だから仕方ない
と言えばそれまでだけど。
「お前、あの親でよく我慢してるよな」って旅に出る前に声をかけてあげること
無かったの?と。
旅の途中で知り合った人の方がよっぽどウィンに親身になっているし。

「自由に…」って。親からだけでなく「親友」のクリスとの関係すら
断ち切ろうってするラストに若干のバッドエンドを感じるのは私だけ??
新たな自分たちを見つけたのだから、新たな気持ちで付き合えばいいのに
「もう、お互いに必要としていないね」って感じで「おいおい、離婚した
夫婦かよお前ら」と言う突っ込みしたくなる。
都合よく「離婚しても友達でいようね」とどこかお互いを「利用する」夫婦も
世間には多いのにすっぱり行きますか。君たちは。

上院議員すらも罵倒できるほどの力を持つ父親が息子一人探し出せないところに無理がある展開だけど。
あと、日本人に「北海道から沖縄まで自転車で旅した」っていえば
ある程度「すげ~」と距離感を思い浮かべれると思うけどそれ以外の人に
距離を想像しろと言っても無理なように、アメリカ大陸横断と言う設定なら
文頭に地図位掲載してくれてもいいのでは?
親切心が無いよな。この訳者&出版社。
日本人の「おもてなしの心」はこんなもんですか?

楽しみなんですよ。日本人の「真の」おもてなしの心が発揮される
オリンピックが。
あのネズミーランドで日本食レストランで紙幣の返却に印籠を突きだすかのように片手で返されたり、
landからseaに移動する電車でお互いに写真を撮っていても
「みなさん、全員でお撮りしましょうか?」の一言も言えない電車に乗り合わせていた出勤前のキャストとか。
職場に着くまでは自分は関係ない、って態度を取るんですもんね~
「大事なことは全部ネズミーが教えてくれた」なんて書籍が沢山あるけどね。
全部、嘘か一部だけってことね。

うんうん。おもてなしと一番遠いとこにいるのがネズミーだと思うけど。
ネズミーマジックが効かないのは、虚構の世界だというのを思いっきり
知らされているからかもしれない。金貰っても絶対に行きたくないね、
ネズミーランド。
あ、他のみんなが「楽しい」って言うから仕方なしに合わせて
楽しい振りをしなくちゃいけないことに疲れた
とも言うけど。
40超えて、遊園地が楽しいって…どれだけ精神年齢低い集団やねん?
って言いたいんだけど。お子ちゃまに現実を告げると「切れる」のは
お約束だから。めんどくせー世の中だよな、とここで吐露する。

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