この著者、この本で一体何がしたかったのか?
表紙の写真の様なコーディネートの参考 を期待して借りたのだが内容はひたすら持っている服や小物の単品の羅列写真 …汗
例えばこのブログを読んでくれている人がお手持ちの服を一品一品写真にとって
数行コメントを付けただけのものを一冊にまとめたところで何がしたい?ってなりませんか?本書はまさに「それ!」状態の簡易カタログ集。

この著者の事を全く知りませんが例えば口絵に写真の一枚でもあれば
「ああこういう雰囲気で、こんな体型で、こんな見た目の人がこんな服を持っていてコーディネートしているんだな」となれば自分と比較して「アイディアを
貰える」かもしれませんが全く「小物だけ」ゆえにそれも不可。
しかも単品写真集ゆえによく女性雑誌にあるような「この服で一週間着まわす!」的なアイディアも掲載されておらず。
ただ、単品。ひたすら単品。
ねえ、それって「ブランド品私持ってるわよ、自慢?」とすら思えてきた。
この上着とこのパンツを合わせて…とかこのスカートを合わせたら全く違う
雰囲気に…的な「アイディア」が掲載されてなくて、しかも数行のコメントなのに読んでいると
「私、これだけの品数で着まわしているのよ」=「ねえ、私って上質な生活をしているでしょ?」って感じで=「イラッと来るほど鼻についてくる」文章がうっとうしくなってきた。
後半に著者じゃない人達(関係性は一切不明…)が小さく全身撮影されているけどこの人たちのコーディネートとアンタの関係性は?と掲載理由が不明状態。
さらに、洗濯の基礎知識だとかアイロンのかけ方が載っているけど、
正直方向性が不明と言うか迷走しすぎでしょう!な一冊。

題名が
アイディア帖 と釘打っている割に
ちっともアイディアを提供してくれていない不親切極まりない一冊。

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