今までこの方が出版されてきた本の中から選ばれた「名言」集。
スタイリストが顔出しで全身写真集の様に掲載されるのってどうよ?
と思われる人もいるかもしれないけど私は前記した本が余りにも「クソ」だった為、むしろこちらの方が数段、とっても、好感が持てました。

「ああ、こんな雰囲気の人がコーディネートしているから、こうなるんだなあ…」と。
本作はコーディネート例を挙げるのが主ではなくあくまでも「名言」が
メインですが言葉の端々から「生きる力」みたいなもんを感じます。
ただ、私みたいに「服は最低限を着てりゃいいんだ」系にはかなり耳が痛い
一冊ではありますが。笑

しょっぱなの名言が
おしゃれするぞ、と言う勢い。
きれいになるぞ、と言うときめき。
それらは女性にとって、生きていくのに必要不可欠なビタミンの様なものです。
そのビタミン補給の為に、女性は服を買うのかもしれません。

そうなのか、知らなかった。てっきり「わいせつ物陳列罪」に問われない為の
必要最低限の物とばかり…

一番共感できたのが
お店の人は99%「お似合いです」と言うもの。
この甘い言葉にだまされてはいけません。

似たような服ばかり買ってしまう…
それは冷蔵庫に何本もある、練りワサビチューブと同じ。
自分のワードローブが整理されていない証拠。

ああ、やっぱり…な一言。肝に銘じます。笑

この本でも「試着が大事!」とありますのでパリジェンヌの様に一回の試着の
最上限を持ち込み「ああでもない、こうでもない」とやれ、と。
今後「私、最低試着は10着するからね~」と開口一番店員に宣言したら
あの
付きまといありがたいアドバイスから逃れれるかな??笑

店に入った途端「お気に召しましたら、試着を…」と言うの止めて欲しい。
「まだ、入ったばかりで全然見てないっつーの!!!!!!」と言う
言葉を何人の人が飲み込んでいるんでしょうね、あれ。
接客業は最低「販売士3級」を勉強してから仕事してくださいね。マジで。
そんな下手な接客しているから試着は実店舗、購入は少し安いネットで、と
使い分けられちゃうんでは?

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