「今日帰ってきた本」の棚に置いてあったので借りた。
けど、確か「1」で酷評したよな?これ。

なんかな~イマイチ感は相変わらずで。突っ込みどころ満載!
というか、わざとこんな風に荒く作ってあるのか?と思う位に。
例えば

1、「偽証罪」に問われても仕方ないのに偽アリバイ作りに協力した背景は何?
   そんなに親しい関係でもないのに、同じアパートの住人ってだけで?

2、積もるぐらいに雪が降っている状態で自転車乗る?しかも女同士の2ケツ。
  加えて、仲が悪い関係で。しかも自宅に呼ぶ????ありえない。

3、一流ホテルでセレブの集まるパーティに「ラビットファーの付いたショール」を着る??最低フォックス。フツーにミンクレベルでしょうに。
「ラビット」はお金の無い子用。富豪お嬢様はそんなもの、絶対に着ない!
着るぐらいならパーティは欠席!それこそ超口の悪い友人に「どうしたの?
家、破産した?」とか突っ込まれるし。パーティで自分の「ツレ」を紹介しない無作法ってどうよ?

4、普段、刑事やってんのに「バスに乗ったことない」って…汗

5、
子羊の冷温ローストと鴨肉のソテー。
真鯛のカルパッチョ、レンズ豆のスープに特製フレンチトースト

と言う平凡な朝食 真っ最中って…汗
当然、シャレですよね?
仕事が休みならこれぐらいゆったり時間をかけて食べるのもありだろうけど。コンチネンタル、イングリッシュ、アメリカンのどれでもないんだ。ふ~~ん。
私ならガッツリ食べるなら昼抜きになっても腹持ちの良い和食にするけどな。

と、普通の小説だったら「校正ミス」連発!!!ってぐらいの記述振り。

そして何より、女性陣の 言葉使いの悪さ!!
これが麗子ひとり、執事の前だけ限定で「だっつーの!!」とか言うのら
「落差」という事で許容範囲ですが、出てくる人全員!と言っていいほどの割合で生活レベルがものすご~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~く
底辺な人としか思えない言葉使いにげんなり。
それこそ「そんな人としか付き合ったことが無いから、わからない」んですか?
と突っ込みそう。
一度「取材費」で一杯千円もする(偽装されていないと思いたい)紅茶を
一流ホテルのラウンジで飲みながら観察されてはどうでしょう??

取ってはいけない、取るレベルに全く達していないのがなぜか大賞に選ばれちゃって底の浅さを隠す間もなく書かざるを得ない、って感じが全体から感じられるんですけど。一体どんな基準を持って選考しているのかお知らせ願いたい。

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