いつか響く足音 柴田よしき著
2013年11月11日 読書
久しぶりの柴田さんの作品。
昔の様に奇想天外な設定やバイオレンス系はひっそりと鳴りを潜めて。
じっくりと読ませる系に変わりつつあるようで。
あるさびれた団地を舞台にしたオムニバス。
正直設定は「暗い」。
物悲しいというかでも、それって「今」の風景でもあるし。
息子夫婦とうまく行かなくなってたった一駅しか離れてないのに
「遠い遠い隣町」と言う表現は自分の未来かなあ…とか思ったり。
夫運が無くて結局一人で過ごしているけど廃人同様の心の隙間を埋めれずに
悲しげな人とか。
人とのぬくもり、関わりを求めつつその一方でうっとうしいと感じたり。
矛盾しているけど、それが「今」生きる人の心情でもある。
同じほっこりならこちらの方がリアリティがあって好み。
これを誰かさんの様に「魔法の力でみんなが幸せに…」ってやられちゃったら
興ざめ、興ざめ。
昔の様に奇想天外な設定やバイオレンス系はひっそりと鳴りを潜めて。
じっくりと読ませる系に変わりつつあるようで。
あるさびれた団地を舞台にしたオムニバス。
正直設定は「暗い」。
物悲しいというかでも、それって「今」の風景でもあるし。
息子夫婦とうまく行かなくなってたった一駅しか離れてないのに
「遠い遠い隣町」と言う表現は自分の未来かなあ…とか思ったり。
夫運が無くて結局一人で過ごしているけど廃人同様の心の隙間を埋めれずに
悲しげな人とか。
人とのぬくもり、関わりを求めつつその一方でうっとうしいと感じたり。
矛盾しているけど、それが「今」生きる人の心情でもある。
同じほっこりならこちらの方がリアリティがあって好み。
これを誰かさんの様に「魔法の力でみんなが幸せに…」ってやられちゃったら
興ざめ、興ざめ。
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