緋名シリーズ第二弾。
正直、猟奇殺人の様な派手派手しいオープニング(?)の割に緋名と甚八の活躍ではこう着状態で話が進まず退屈だなあ…と思い始めていたら今回も祥太が登場した途端話が動き出した気が…笑
テンポと気風がいいそして実は人情家の彼女が実は狂言回しの訳を担っているような。

からくりの錠がかちりと動き出したその結果は…
あまりにも切ないというかつらい結果に絶句!
小鬼が人の心を壊してまでも守りたかった者がいたにせよ、
その罪の大きさに自分までもが心を壊すのは因果応報と言うにはあまりもむごい。
読み終わった後なんというか後味の悪さが残ったのが印象的。

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