ホテル・モーリス 森晶麿著
2013年12月10日 読書
正直この本を「予約した本があります」と図書館から電話があった時
「え?誰の本だっけ???」と全く身に覚えのない感覚に陥り、
やっと読みだして「ああ、この人ね。『黒猫シリーズ』の。
ポオのうんちくで、大学の論文みたいなのを書いているかと思うと、
一方でラノベと言うのも腹の立つ破たんしたわけのわからないのを書く人かあ~」と。
さて本書。黒猫ほど固くもないし、ラノベもどきと言うにはうんちく系を取っ払ってなるべくエンターティメントを心がけた感じ。
まあ、うんちくと言えば「ラヴェル」と「映画」かな?
読むにあたって「ラヴェルと言えばボレロ」位の知識は持っていて欲しい。
個人的には「亡き王女のためのパヴアーヌ」が大好きで、癒されたい時浄化されたい時はエンドレスでこの曲を流しています。関係ないか~
で、内容的に。
校正さんのミスでしょうか?
P73~74
この蜘蛛、ネタバレすると
P124
うちの家にもアシダカクモ、認定 裏ペットです。笑
毎年夏ごろにひょっこりと壁に現れては悲鳴を上げていたんですが、
彼らがにっくき「G」を捕獲してくれるとわかってからはなるべく見ない、
いない存在として認識。
彼らが「巣」を張っているのを見たことがありません。
と言うのも、あんなに大きな(手のひらいっぱいいっぱい広げた大きさ)のが
巣を張っているのならその位置固定だから「オブジェ」認識できるけど
動くGを捕まえる為、巣なんか作らない。いつも、ひよっこりが基本。
巣を張る大きな蜘蛛ってジョロウグモ???じゃないですか?
それなら庭にいっつも台風にもめげずに大きな住宅を構えてらっしゃいますが。
(あ、昨日の強風で無くなっている…)
と言うわけで、トリックor伏線にしたかったんだろうけど残念でした。
そんな風に短編を一つにまとめたタイプのせいか、びみょ~に構成に無理があるような。支配人の性格も若干変わった(成長したのでという描写にしたら「ん~」って感じ)
気もするし、読み終わった後で「ん~イマイチすっきり感が無いな~」と。
勢いで読ましているけど、びみょ~な点で引っ掛かりを感じる。
黒猫であれだけうっとうしいほどのうんちくと言うか自説をぶっていたのに
こっちの方は
「どうせ、知能の低い奴が読むからこれぐらいの矛盾はOkだよな~ 」みたいな読者を軽く見ている気がします。
まあ、精密なトリックを期待せずに時間つぶし程度ならOkかな?
参考までに
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1272564857
「え?誰の本だっけ???」と全く身に覚えのない感覚に陥り、
やっと読みだして「ああ、この人ね。『黒猫シリーズ』の。
ポオのうんちくで、大学の論文みたいなのを書いているかと思うと、
一方でラノベと言うのも腹の立つ破たんしたわけのわからないのを書く人かあ~」と。
さて本書。黒猫ほど固くもないし、ラノベもどきと言うにはうんちく系を取っ払ってなるべくエンターティメントを心がけた感じ。
まあ、うんちくと言えば「ラヴェル」と「映画」かな?
読むにあたって「ラヴェルと言えばボレロ」位の知識は持っていて欲しい。
個人的には「亡き王女のためのパヴアーヌ」が大好きで、癒されたい時浄化されたい時はエンドレスでこの曲を流しています。関係ないか~
で、内容的に。
校正さんのミスでしょうか?
P73~74
「見ろよ。この部屋の天井の隅に棲息中の蜘蛛を。」
俺は天井の角に目をやった。
そこには巨大な蜘蛛がいて、せっせと巣を張っている最中だった。
この蜘蛛、ネタバレすると
P124
「なるほど。するとアシダカクモを飼い出したのもそのためか」
「え?」
「支配人の部屋の大きな蜘蛛さ。あれはローチ様を捕える優秀なハンターだものな。」
うちの家にもアシダカクモ、認定 裏ペットです。笑
毎年夏ごろにひょっこりと壁に現れては悲鳴を上げていたんですが、
彼らがにっくき「G」を捕獲してくれるとわかってからはなるべく見ない、
いない存在として認識。
彼らが「巣」を張っているのを見たことがありません。
と言うのも、あんなに大きな(手のひらいっぱいいっぱい広げた大きさ)のが
巣を張っているのならその位置固定だから「オブジェ」認識できるけど
動くGを捕まえる為、巣なんか作らない。いつも、ひよっこりが基本。
巣を張る大きな蜘蛛ってジョロウグモ???じゃないですか?
それなら庭にいっつも台風にもめげずに大きな住宅を構えてらっしゃいますが。
(あ、昨日の強風で無くなっている…)
と言うわけで、トリックor伏線にしたかったんだろうけど残念でした。
そんな風に短編を一つにまとめたタイプのせいか、びみょ~に構成に無理があるような。支配人の性格も若干変わった(成長したのでという描写にしたら「ん~」って感じ)
気もするし、読み終わった後で「ん~イマイチすっきり感が無いな~」と。
勢いで読ましているけど、びみょ~な点で引っ掛かりを感じる。
黒猫であれだけうっとうしいほどのうんちくと言うか自説をぶっていたのに
こっちの方は
「
まあ、精密なトリックを期待せずに時間つぶし程度ならOkかな?
参考までに
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1272564857
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