読みながらニヤニヤしてしまいます。笑
大学院(多分、作者の卒業した京大)の山根君の初めての恋!
下鴨神社で「姫」に一目ぼれ、また会えないかと時間を見つけては神社に散歩。
すると偶然傘を返しに来てくれた姫と再会、デートにこぎつける。
そこで初めてゆえに「お茶でも!」と言った物の思いつくのは自販機、学食…と
もうニヤニヤが止まりません。やっと見つけた店ではお金が足りない…涙
リベンジの為に下見までして誘う描写はもうニヤニヤと言うより、陰からつい様子をうかがってついて行きたくなります。あ、読むときに京都の観光地図なんかを横に置きつつ読み進めるとなお一層面白い。
初デートの守備に何とか安堵感を得るものの、山根君に大きな「波」が襲います。ここのあたりが本当に苦しくて切なくて…
一気にくら~~い気分になります。と言うか、きっと身に覚えのある人には
あのころの胸キュン(死語)が甦りこの先どうなるのか…とかなり気をもみます。
切ないけど、今度はきっとうまく行きますように…と願わずにはいられません。

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