はじめにより
男子の視線が女子を不自由にするという事は小学校の時から実感していました。
男子のブサイク差別はあまりにも露骨で残酷です。
些細な欠点で幻滅してしまう男子の幻想を壊さない様に、女子は細心の注意を払わなければなりません。

他に女子校で得た大きいものは「女の敵は女ではない」と思えるようになったことです。共学では男子を巡って女子同士はライバルと言う認識がありますが、
女しかいない女子校では異性の代用として同性に憧れる光景が普通に見られ、
そのまま卒業後も女子のいいところを素直に誉めたり認めたりできるようになります。これはその後の対人関係にも役立つように思います。


女子校出身に取って限りなく共感を得られる一冊。
ただし関東圏(というか、東京????)の女子校のタイプ別図鑑が秀逸で
「勉強系」には性超越=桜陰 努力型秀才=豊島岡
「ニュートラル系」にはモテ系=頌栄 良妻賢母=大妻 温室・夢見がち乙女=普連土←フレンドって読むんですか??一体いつ創立??
「お嬢様系」にはお嬢様=白百合 深窓お嬢様=学習院女子

と言った風に分類されております。
この分類関西特に兵庫県で作ってもらう事を切望!!!!笑
と言っても神戸市以東で。誰も姫路の女子校の事書いてもわかんないから。←超毒&上から目線的言い分

女子校出身の私からしたら子どもと旦那が共学なので「振り向けばそこに異性がいるのってどうよ?!」と興味津々で聞くも「おれ3年間喋らんかった女子が多数いる」と言う意見に驚愕…

なんてもったいない!!!
それどころか「ブス御三家、ってのがいて性格も顔もサイテー」とバッサリ切った上に「たまたま、教室に残って勉強していたらブスの一人がもう一人と何か書きながらヒソヒソやった上、その紙破って帰っていたんだけど内容が
あいつら普段一緒にいる癖に、実は仲が悪い らしく、
その相関図やった。」と。

息子ともう一人の子とでビリビリに破ったはずの相関図をしっかり修復してしっかり人間関係を把握 してそのすさまじさにおののいたそうです。笑
みなさんくれぐれも個人情報はシュレッダーのごとく修復できない状態にしてから捨てましょうね。それだって結構ビリビリだったのに、勉強に行き詰まった男子にとっては格好の暇つぶしと同時に「女子の闇」に触れる結果になったようですから…

そして次男曰く「髪を伸ばす限りはサラサラして、艶が無ければ認めん!」との事なので惰性で伸ばしている人はそんな些細な事ですら「ブス」評価に繋がるらしいので気を付けましょう。
女子校出身者にしたら「それぐらいの事で…(呆)」的感覚を持ってしまうのですが。そういえば、朝のくそ忙しい時間に次男が必死で寝癖を直しているのも
女子に見られる=ダサい評価確定!を避ける為なのか…と。
ホンマ、しょ~~~~~~~~~~~~~~~~~もない事に時間かけているやっちゃな~とは思うんだけど。
この感覚のずれが社会人になって「君、化粧位しなさい!」的注意に繋がるんでしょうねえ…

女子校に行って良かったと思うし、それ以上にもっとおしゃれに興味を持っておけばよかったかな?とも思うけど、あの頃遊んでいたらしょうもない男に引っかかっていた可能性は大!なので、まあ旦那が釣れて良かった、良かった。
(女子高出身者は男の見る目が無い!とも本書に書かれているが…)

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