この本を読んでいると、普通のどこまでも一般人に「この形、どんな形に見える?」と聞いたら大体の人が「○」と答えそうなのに、この人の目には「◇」「□」に見える、そんな感じ。
お前の目は魚眼レンズか!!と突っ込みそうになるぐらい「へえ~この人の目を通したら物事はこんな風に映るのかあ…」と自分の思い込みを指摘される。

「ラブアンドピース 二人は仲良し!」と一般的に思われているカップル(夫婦)が実はドロドロの極みだったり、元アイドルが今では落ちぶれたらここまでなんというかなあ…なコンサートをしているのかあ…けどしっかり商魂たくましく生きているんだなあ…とか「そっか~そうなんだ~」とものすごく腑に落ちたり、自分の頭の固さを考えさせられたり。

ただ、元々掲載された媒体と文庫本では尺の違いからか、読みにくい段組みになっており、ここらが改良されたらもっと良かったのにね~と言う感想。

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