文藝春秋から出版されているのに、内容もまじめに戦国時代を書いているのに
この残念な表紙を見てある一定の年齢の読者層とある一定の知識を持っている読者層には見向きもされないんだろうなあ…と。
どうしてこう残念なと言うか、バランスを考えないイラストや装丁をするのか。
売る気が無いのか、相変わらず作者がラノベ出身だからその読者層だけが
買えばいいと思っているのか出版社の意図がわからん。
内容は井伊兵部少輔直正(いいひょうぶしょうゆうなおまさ)の養母、
井伊次郎法師直虎(いいじろうほうしなおとら)の生涯を書いている。
姫として生まれながらお家存亡の為に一旦出家をし、お館様の地位に付き
お家を守ろうとするのだが…
見えないものが見え、見えたところで何も手を打てない…
そんな苦しみ、悲しみを背負い生涯たった一度しか紅を付けずに生涯を閉じる…
男の化粧(紅をさす時)は、死して首だけになった時。(死化粧)
では、女であるのにたった一度とは?
戦国の世に有って、女はただの家と家を結びつけるだけの「弱い」存在だと
思われがちだが、このように腹を据えて「いくさに臨んでいた」のかと思うと
女のしたたかさが実は世を動かしていたのかな?と思った。
後似たような名前が続出するので家系図を添付してくれたら非常に親切だと思うのですが。
この残念な表紙を見てある一定の年齢の読者層とある一定の知識を持っている読者層には見向きもされないんだろうなあ…と。
どうしてこう残念なと言うか、バランスを考えないイラストや装丁をするのか。
売る気が無いのか、相変わらず作者がラノベ出身だからその読者層だけが
買えばいいと思っているのか出版社の意図がわからん。
内容は井伊兵部少輔直正(いいひょうぶしょうゆうなおまさ)の養母、
井伊次郎法師直虎(いいじろうほうしなおとら)の生涯を書いている。
姫として生まれながらお家存亡の為に一旦出家をし、お館様の地位に付き
お家を守ろうとするのだが…
見えないものが見え、見えたところで何も手を打てない…
そんな苦しみ、悲しみを背負い生涯たった一度しか紅を付けずに生涯を閉じる…
男の化粧(紅をさす時)は、死して首だけになった時。(死化粧)
では、女であるのにたった一度とは?
おなごにはおなごの戦いがあり、勝ちがある。
嫁いだ先の夫同士を結び付けられる力を持っているのです。
ならば縁は多い方が良い
輿入れはおなごのいくさ。
紅はおなごの剣。
無為に生きる暇はどどこにもない。
私はこれから松下の家で当分いくさに明け暮れまする。
戦国の世に有って、女はただの家と家を結びつけるだけの「弱い」存在だと
思われがちだが、このように腹を据えて「いくさに臨んでいた」のかと思うと
女のしたたかさが実は世を動かしていたのかな?と思った。
後似たような名前が続出するので家系図を添付してくれたら非常に親切だと思うのですが。
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