主人公「ぐー子」の相変わらずの仕事の出来なさっぷりにイライラしっぱなしだった。
仕事のできる人の下に付いて4年も経っている(しかもその間、内部異動無しで上司の変更も無いというめちゃめちゃ恵まれた環境にも関わらず)
のに、何このできなさっぷり!怒
普通、新人で入って1年目で大まかな仕事の流れをつかみ、
後は日々情報更新でこういう時は上司はどう対応したとかメモって行きませんか?
それが全くない描写と言うよりも本当に4年間、鏡特官にくっついていただけで
自分で処理しようと言った前向きな態度は取らなかったんだなと言うのが
露呈しまくった一冊。

なのに、こんなに仕事ができないくせにボーナス明細を見て
全部で35万しかない!
私の様な経験年数が3年以上5年未満、大卒の基本給は22万943円である。
もちろん毎年株価の様に景気によって変動する。
この上に地域手当と言うのが加算され、私の場合東京は物価が高い地域であるから4万円弱支給される。

私に支給された金額は100万ちょい。
民間企業に比べてもゴクフツーと言うか、別段高いわけではない。
さらにここからがっぽり税金を引かれるので、つらい台所事情だ。





税引き後、35万有れば御の字じゃないですか?
違うんですか?
うち、それぐらいあれば「ラッキー」な家庭ですが??
しかも「民間と比べてゴクフツー」を言われちゃったら…
こんな金銭感覚の持ち主だから、滞納者に平気で「法律で決まった事ですから
四の五の言わずに払ってください!」と言う神経で当然か。
その臨時収入35万(しかも年に2回)もあったら誰がグダグダ言われながら、払え、払えと嫌な気分を味わわずに済むのに…と。
いかに滞納者に機嫌よく、千円でも二千円でも払ってもらえるような気持ちに持って行くのが最大の仕事じゃないんですかね?

こんなに仕事ができない26歳の子に「ボーナス少ない」と言われるんですかあ…やってらんね~な!!怒
この本の中で一番腹が立った箇所。

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