語られなかった皇族たちの真実 竹田恒泰著
2014年1月22日 読書
明治天皇の玄孫に当たる筆者。けれど私より後に生まれているので書かれているのは世にすでに出ている文献をまとめただけ、と言った感がある。
女性週刊誌の様に露出気味な新事実は掲載されていない。
とはいえ、戦後皇族が一斉に皇籍離脱をさせられたのは、これまた偶然にも
『永遠の0』を見たり読んだ人にはわかるように「天皇陛下の為に」のお題目で特攻や自決を行う狂信的な国民性を弱体化するためには少しでも外堀を埋めて置かない事には、一途な盲信振りが他国は恐ろしかったのだと思う。
今まで自分たちで汗水たらして稼いできたのではなく、国のお金で暮らしてきた人たちが裸で放り出される様は気の毒としか言いようが無い。
2006年にこの本が描かれた段階では秋篠宮家に男児が生まれていなくて、こんな風に思われいたんですね。
なんかややこしいですが
まあ、昔からある「家制度」の複雑版とでもいいましょうか。
「長男」が家を継ぐもの、次が次男…と言った風に例え長女の方が年上であっても家を継ぐのは「男」と言う考え方らしい。
でも、時代の流れで「男女差別である!」と主張する人だって今の時代多数存在すると思うのですが、これには
ところがこれが女性が天皇になってしまうと、「月のさわり」によって
最大の仕事である神事が行えなくなってしまう。生理は穢れであるということで。前回なめこさんとの対談集でもけがれにも段階がある、とそこまできっちり
線引きしているのに整理の次は出産となるとその日数期間全く仕事ができないことになる。だからぜひとも女性が天皇になるよりは男性が成る方が理にかなっている、という事らしい。
置き換えて考えてみると、今時の会社では「出産休暇」「育児休暇」を取って
休職してしまうとその人の穴埋めを誰かがすればいいけれど、天皇の場合その代りがいないから初めから穴を開けない様にしておこう、ということか。
「天皇は神である」という考え方から、高齢であった昭和天皇がヘリから下りる時に暴風でよろけてどれだけ危険であっても周りの者は一切手を貸せないという
のを前作で読んだ時「気の毒だよなあ…」と思った。
神に人間が手を触れちゃいけない…わかるけど、それってどうよ?
孤独な存在だよねえ…天皇って…
さて、読んでいて思ったのはなるほどこれで雅子様が心の病気になったのはこんな考え方が宮中を支配していたらそりゃ仕方ないわな、と。
対談集で「皇太子妃」に明確な仕事は無いと書いてありました。
けれどこの本を読む限り、しっかりあるじゃありませんか。
皇室に嫁いで来たもの、男児を生むべし! と。
それがなかなかできなかったわ、できたら女児だったわ、じゃ、次はと言えば
いつまでたってもできる気配ないわだったら陰で
「どれだけ頭よくって一流の大学出て、バリキャリだったとはいえ
ここで男児を産まなかったら何の意味も持たない。ほんと、役立たずよね~」と
男性と同等の仕事をして実力もあると自信満々だったプライドをずたずたに引き裂かれるような空気が蔓延していたんでしょうねえ…
で、あの皇太子さまのかばうような発言が出たんだろうと推測。
ここで「側室制度」を復活させたらいいけどプライドの高い妻が許すわけないだろうし「全力でお守りします!」と公言しちゃった手前、ねえ。
一方、付き合っている段階からすでに堕胎を繰り返していたという「噂」のあった秋篠宮夫婦が腰を上げたという事か?
ちなみに一時的に美智子様が失語症に罹られたというのは、二人の間に男児が宿っても強制堕胎させられていたという事実を知ってショックのあまり…という
「噂」もある。
長男一家よりも先に男児を生むわけにはいかない。
けれど愛子様以降一向におめでたの気配が無いのなら、ここで「男児」を
産まないと断絶する…と言う方針から女を買いに豪遊していた 海外に
行っていた秋篠宮を急きょ呼び戻して子作りさせたという「噂」もある。
なるほどな~そうなると未来の天皇の母は紀子様の方が優勢と言うことか。
けれど長男と次男の予算は明らかに違うらしいので、紀子様がイライラして
ヒスを起こしているのも分かるし、精神的に自分を責めている雅子様の気持ちもわかるし。最近、回復してきたのは「もう男児を望む声も聞こえなくなったし、
あっちに任せたらいいか…」とあきらめの境地に達しつつあるという事か?
男児がいればそれでよし!と言う宮中の考えが前途有望だった一人の女性の一生を台無しにした、ってことで。
けれど。いまさらですがこんな風に「男児が一番!」と言う考えがあるのなら
お妃選びの時にもう少し考慮すべきだったのでは?
だって、一目瞭然じゃん!
オワダ家。雅子様、双子の姉妹=男子が生まれない家系。女系家系。
一方、川嶋家。
シュウさんと言う弟さんがいらっしゃる。=男子が生まれる家系。
なら、やっぱり妃は兄か弟がいる人から選んだ方が良かったのでは?
ちなみにうちの夫側。
私も息子二人を出産。
舅、男3人兄弟。その弟二人の子どもも全員兄弟二人を設けている。
と言った完全な男系家系。
その中で義兄だけが娘4人と言う例外さ。
けれどそれも義姉が2人姉妹だし、
姑も女5人男1人の女系の流れだけに女が出る可能性が非常に高かった。
私の実家側はどの家も男女最低一人ずつ出る家系だけに、
私だけが男の子だけを出産。ああ、夫側の血が強すぎるのね…涙
とまあ、こんな風にあながち偶然とは言えないと思うんですよ。
愛子様だけ、ってのは。
例え奇跡的に第二子が生まれてもきっと次も女児。
産み分けもやった上で今の結果だとしたらもう手は尽くしました、としか
言いようが無いですね。
とはいえ、天皇の仕事が地方巡業、被災地訪問がメインではなく「神事」にあるとするならば、それが滞るのであれば女子より男子が就く方が無難、と
納得してしまうのでした。
女性週刊誌の様に露出気味な新事実は掲載されていない。
とはいえ、戦後皇族が一斉に皇籍離脱をさせられたのは、これまた偶然にも
『永遠の0』を見たり読んだ人にはわかるように「天皇陛下の為に」のお題目で特攻や自決を行う狂信的な国民性を弱体化するためには少しでも外堀を埋めて置かない事には、一途な盲信振りが他国は恐ろしかったのだと思う。
今まで自分たちで汗水たらして稼いできたのではなく、国のお金で暮らしてきた人たちが裸で放り出される様は気の毒としか言いようが無い。
現行の皇室典範は男子皇族のみが皇位継承権を有すると定めている。しかし皇位継承権第一位の皇太子殿下、第二位の秋篠宮殿下の次の男子皇族の後継者がいらっしゃらないことが問題になっている。
今後実質的に皇族男子が誕生する可能性があるのは雅子妃殿下と紀子殿下のお二人のみ。お二人のうちどちらかが男子をお生みなれば当面の危機は回避されるが、それが無き場合、日本は史上四回目の万世一系の危機となる。
2006年にこの本が描かれた段階では秋篠宮家に男児が生まれていなくて、こんな風に思われいたんですね。
「皇統はなぜ男系により承継されなければならないのか。
女系ではいけないのか」と言う設問に出会う事があるが、
この設問は的を外したものであると言わざるを得ない。
なぜなら男系により継承されてきたものを天皇系と言うのであり、
皇統が女系により継承されたとしても、それは天皇家とは言えないからだ。
なんかややこしいですが
先人たちが男系継承にこだわっている最大の理由は、
男系こそが「皇祖の血を受け継ぐ人」であるという観念してきたからである。
まあ、昔からある「家制度」の複雑版とでもいいましょうか。
「長男」が家を継ぐもの、次が次男…と言った風に例え長女の方が年上であっても家を継ぐのは「男」と言う考え方らしい。
でも、時代の流れで「男女差別である!」と主張する人だって今の時代多数存在すると思うのですが、これには
時代とともに天皇の有り方は変化しているが、古代から現在まで変わらないところがあるとすればそれは、
天皇は神事を行う存在であるという事だ。
天皇は日々数々の神事を行う為、多忙を極める。
神事は天皇の最も重要な役割の一つである。
「政」と書いて「まつりごと」と読ませるように、神事は政治の重要な要素として観念されてきた。
ところがこれが女性が天皇になってしまうと、「月のさわり」によって
最大の仕事である神事が行えなくなってしまう。生理は穢れであるということで。前回なめこさんとの対談集でもけがれにも段階がある、とそこまできっちり
線引きしているのに整理の次は出産となるとその日数期間全く仕事ができないことになる。だからぜひとも女性が天皇になるよりは男性が成る方が理にかなっている、という事らしい。
置き換えて考えてみると、今時の会社では「出産休暇」「育児休暇」を取って
休職してしまうとその人の穴埋めを誰かがすればいいけれど、天皇の場合その代りがいないから初めから穴を開けない様にしておこう、ということか。
「天皇は神である」という考え方から、高齢であった昭和天皇がヘリから下りる時に暴風でよろけてどれだけ危険であっても周りの者は一切手を貸せないという
のを前作で読んだ時「気の毒だよなあ…」と思った。
神に人間が手を触れちゃいけない…わかるけど、それってどうよ?
孤独な存在だよねえ…天皇って…
さて、読んでいて思ったのはなるほどこれで雅子様が心の病気になったのはこんな考え方が宮中を支配していたらそりゃ仕方ないわな、と。
対談集で「皇太子妃」に明確な仕事は無いと書いてありました。
けれどこの本を読む限り、しっかりあるじゃありませんか。
皇室に嫁いで来たもの、男児を生むべし! と。
それがなかなかできなかったわ、できたら女児だったわ、じゃ、次はと言えば
いつまでたってもできる気配ないわだったら陰で
「どれだけ頭よくって一流の大学出て、バリキャリだったとはいえ
ここで男児を産まなかったら何の意味も持たない。ほんと、役立たずよね~」と
男性と同等の仕事をして実力もあると自信満々だったプライドをずたずたに引き裂かれるような空気が蔓延していたんでしょうねえ…
で、あの皇太子さまのかばうような発言が出たんだろうと推測。
ここで「側室制度」を復活させたらいいけどプライドの高い妻が許すわけないだろうし「全力でお守りします!」と公言しちゃった手前、ねえ。
一方、付き合っている段階からすでに堕胎を繰り返していたという「噂」のあった秋篠宮夫婦が腰を上げたという事か?
ちなみに一時的に美智子様が失語症に罹られたというのは、二人の間に男児が宿っても強制堕胎させられていたという事実を知ってショックのあまり…という
「噂」もある。
長男一家よりも先に男児を生むわけにはいかない。
けれど愛子様以降一向におめでたの気配が無いのなら、ここで「男児」を
産まないと断絶する…と言う方針から
行っていた秋篠宮を急きょ呼び戻して子作りさせたという「噂」もある。
なるほどな~そうなると未来の天皇の母は紀子様の方が優勢と言うことか。
けれど長男と次男の予算は明らかに違うらしいので、紀子様がイライラして
ヒスを起こしているのも分かるし、精神的に自分を責めている雅子様の気持ちもわかるし。最近、回復してきたのは「もう男児を望む声も聞こえなくなったし、
あっちに任せたらいいか…」とあきらめの境地に達しつつあるという事か?
男児がいればそれでよし!と言う宮中の考えが前途有望だった一人の女性の一生を台無しにした、ってことで。
けれど。いまさらですがこんな風に「男児が一番!」と言う考えがあるのなら
お妃選びの時にもう少し考慮すべきだったのでは?
だって、一目瞭然じゃん!
オワダ家。雅子様、双子の姉妹=男子が生まれない家系。女系家系。
一方、川嶋家。
シュウさんと言う弟さんがいらっしゃる。=男子が生まれる家系。
なら、やっぱり妃は兄か弟がいる人から選んだ方が良かったのでは?
ちなみにうちの夫側。
私も息子二人を出産。
舅、男3人兄弟。その弟二人の子どもも全員兄弟二人を設けている。
と言った完全な男系家系。
その中で義兄だけが娘4人と言う例外さ。
けれどそれも義姉が2人姉妹だし、
姑も女5人男1人の女系の流れだけに女が出る可能性が非常に高かった。
私の実家側はどの家も男女最低一人ずつ出る家系だけに、
私だけが男の子だけを出産。ああ、夫側の血が強すぎるのね…涙
とまあ、こんな風にあながち偶然とは言えないと思うんですよ。
愛子様だけ、ってのは。
例え奇跡的に第二子が生まれてもきっと次も女児。
産み分けもやった上で今の結果だとしたらもう手は尽くしました、としか
言いようが無いですね。
とはいえ、天皇の仕事が地方巡業、被災地訪問がメインではなく「神事」にあるとするならば、それが滞るのであれば女子より男子が就く方が無難、と
納得してしまうのでした。
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