一分間だけ 原田マハ著
2014年2月5日 読書
この作家さんの『総理の夫』が読みたくて本棚物色中、ゲットした一冊。
な~~んの予備知識もな~~んも持たずに読む。
プロローグですでに「やべ~」と話の展開が見えそうでしかも
泣くかも
と言う予感は大当たり!
「涙活」なんていうふざけた事がしたかったら、ぜひ!ってぐらいお奨めの一冊。まあ、滝涙と一緒に日頃の自分の人間の小ささを洗い流してくださいな。
犬に限らずペットと暮らした人、そしてその大切な存在を見送った人は
多分自分と藍の姿を重ねると思う。
どれだけ悔やんでも彼らの命は戻ってこないし、日々も戻らない。
出来るのはただ一緒にいる時間を少しでも長く持つこと。
「もっと早く気が付いていたら…」と自分を責めつつ病院通いをした経験が
殆どの人にはおありかと。
私の場合は気が付くのが遅れたので星にしてしまい、早めに行けば
行った翌日に星になってしまい…と死期を早めてしまったような結果にも
なり「医療ミス…」と言う言葉すら浮かんだものです。
延命を望んでもそれは人間の自己満足。安楽死を望んでもそれは責任逃れ。
「命」と言うものを通していかに自分が小さい存在で無力であるかを知らされ
打ちのめされる。
本作はペットを通じての愛もありますが、犬ではなくこれが人間の子どもだとしてフルで働くシングルマザーの姿にも重ねられます。
もしこんな風にいっぱい、いっぱいで毎日を過ごしている人と偶然知り合ったとしたら「お迎え位してあげるよ」と声をかけたくなるでしょう。
おせっかいなぐらい気にかけてしまう。
そうやって手を差し伸べることによってお母さんが「この子がいなければ…」と言う暗い感情を持たずに済むのならどんどん手を出してしまう。
もっともっと声に出してSOSを発信して欲しい。
「命」が関わっていることなら何を置いてでも!
そしてさらに本編「恋愛小説」としての一面を持っており、
それが余計に「涙」に繋がっていくんですね…
一冊の中にいろんなテーマがあるくせに、全然空中分解せずに
一つのトーンを保ったままエンディングに向かいます。
これ、本当にすごい事だと思います。
いろんな種類の涙がだ~~~~~~~~~~~~~~~~っと。
自分の星になったペットたちの事を思い出しながら、
これ打ってますがやっぱり涙が出てきて止まりません。
ティッシュを横に用意してお読みください。
くれぐれも電車の中でお読みにならない様に。
家族にも「なんで泣いてるの!!!」と言われたくない場合は
こっそりと一人でお読みください。
な~~んの予備知識もな~~んも持たずに読む。
プロローグですでに「やべ~」と話の展開が見えそうでしかも
泣くかも
と言う予感は大当たり!
「涙活」なんていうふざけた事がしたかったら、ぜひ!ってぐらいお奨めの一冊。まあ、滝涙と一緒に日頃の自分の人間の小ささを洗い流してくださいな。
犬に限らずペットと暮らした人、そしてその大切な存在を見送った人は
多分自分と藍の姿を重ねると思う。
どれだけ悔やんでも彼らの命は戻ってこないし、日々も戻らない。
出来るのはただ一緒にいる時間を少しでも長く持つこと。
「もっと早く気が付いていたら…」と自分を責めつつ病院通いをした経験が
殆どの人にはおありかと。
私の場合は気が付くのが遅れたので星にしてしまい、早めに行けば
行った翌日に星になってしまい…と死期を早めてしまったような結果にも
なり「医療ミス…」と言う言葉すら浮かんだものです。
延命を望んでもそれは人間の自己満足。安楽死を望んでもそれは責任逃れ。
「命」と言うものを通していかに自分が小さい存在で無力であるかを知らされ
打ちのめされる。
本作はペットを通じての愛もありますが、犬ではなくこれが人間の子どもだとしてフルで働くシングルマザーの姿にも重ねられます。
もしこんな風にいっぱい、いっぱいで毎日を過ごしている人と偶然知り合ったとしたら「お迎え位してあげるよ」と声をかけたくなるでしょう。
おせっかいなぐらい気にかけてしまう。
そうやって手を差し伸べることによってお母さんが「この子がいなければ…」と言う暗い感情を持たずに済むのならどんどん手を出してしまう。
もっともっと声に出してSOSを発信して欲しい。
「命」が関わっていることなら何を置いてでも!
そしてさらに本編「恋愛小説」としての一面を持っており、
それが余計に「涙」に繋がっていくんですね…
一冊の中にいろんなテーマがあるくせに、全然空中分解せずに
一つのトーンを保ったままエンディングに向かいます。
これ、本当にすごい事だと思います。
いろんな種類の涙がだ~~~~~~~~~~~~~~~~っと。
自分の星になったペットたちの事を思い出しながら、
これ打ってますがやっぱり涙が出てきて止まりません。
ティッシュを横に用意してお読みください。
くれぐれも電車の中でお読みにならない様に。
家族にも「なんで泣いてるの!!!」と言われたくない場合は
こっそりと一人でお読みください。
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