永遠(とわ)をさがしに 原田マハ著
2014年2月17日 読書
これもなんというか…
児童文学出身の作家が書いたような作品。
中高生向きというか。
親との不仲、高校生として将来に向かって目標を持つ…
帯に「繊細な少女の大人への第一歩!」とかよくある系。
この人の作品はどれ一つとして同じ題材、文体が無い。
いいかえれば「これが原田マハのスタイル!」と確立された物が
感じられないので「私は一体誰の本を読んでいたっけ?」とふと
疑問に思う時すらある。(なので、××さんの様と書いてしまう)
原田さんの職業がキューレーターという事からも
(キューレーターとは
http://kotobank.jp/word/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC
)
あらゆる作品と言うものに目を通しているので、その中で真贋を問う時に
あるいは模写をするという事でその差を知ろうとするのかもしれない。
その一端としてすでに世に出ている作家の「コピー」をすることは
何ら難しくないのかもと。
更にいわゆる書籍化に当たり「加筆訂正しました」らしく、
P242以降、明らかにトーンが違っていて違和感大!!!!!!!
それまでは穏やかなクラッシックとしたら、以降のページはジャパニーズポップス!ってぐらいに。
せめてエピローグとしてトーンを統一するか、語り手の視点を変えるなど
工夫すればよかったのに。
この人も他の人同様、初期作品に比べてどんどん「どこにでもある作品」
になりつつあり、個性が感じられなくなりつつある。
作者名を見なかったら、絶対にわからないだろうなあ…
児童文学出身の作家が書いたような作品。
中高生向きというか。
親との不仲、高校生として将来に向かって目標を持つ…
帯に「繊細な少女の大人への第一歩!」とかよくある系。
この人の作品はどれ一つとして同じ題材、文体が無い。
いいかえれば「これが原田マハのスタイル!」と確立された物が
感じられないので「私は一体誰の本を読んでいたっけ?」とふと
疑問に思う時すらある。(なので、××さんの様と書いてしまう)
原田さんの職業がキューレーターという事からも
(キューレーターとは
http://kotobank.jp/word/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC
)
あらゆる作品と言うものに目を通しているので、その中で真贋を問う時に
あるいは模写をするという事でその差を知ろうとするのかもしれない。
その一端としてすでに世に出ている作家の「コピー」をすることは
何ら難しくないのかもと。
更にいわゆる書籍化に当たり「加筆訂正しました」らしく、
P242以降、明らかにトーンが違っていて違和感大!!!!!!!
それまでは穏やかなクラッシックとしたら、以降のページはジャパニーズポップス!ってぐらいに。
せめてエピローグとしてトーンを統一するか、語り手の視点を変えるなど
工夫すればよかったのに。
この人も他の人同様、初期作品に比べてどんどん「どこにでもある作品」
になりつつあり、個性が感じられなくなりつつある。
作者名を見なかったら、絶対にわからないだろうなあ…
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