アニメ映画『河童のクウ』に涙し←CUCKOO様これ良かったらレンタルしてください。いいですよ~~~
先日読んだ原田マハさんの『キネマの神様』にも試写に行って良かった~と言う
記述があったので「その後」と言うストーリーぽいので読んでみた。

構成が6年後のコウイチの現在。無気力で自信の無い今時の若者っぷりの描写。
次に6年前のクウとの出会いのエピソード。これは丸っと映画のノベライズ。
そして最後に、キクチさんとの再会。3.11後の今の東北とこれから目指すべき道…
って感じで肝心の「6年後」の描写、特にクウとの再会の描写がなさ過ぎで
肩すかし。
3.11と結び付けたかったんだろうなあ…でもさあこれから物語が始まる!!
みたいな雰囲気で終わられたら読み手としては欲求不満と言うか
「これ、書く必要あったの?」とすら思ってしまう。

元々は児童文学作家の小暮正夫さんの原作。
この方たくさん書いてらっしゃいますよね。
子どもの頃、多分一冊は知らずに読んでいたと思うのですが。
原作の良さが生かされないままに消化不良の一冊。

あ、でも本当に映画の方は良かったのでお勧めします!!
http://www.youtube.com/watch?v=ryrKh6TwhKM
動画、貼っておきます。全部写っているかどうか見てませんが…

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