面白いとツマラナイ、クソの境目ぎりぎり綱渡りって感じで、
一つ間違えば地面に直撃!!!!の寸止めのバンジージャプ?の
可能性も大。
独特の文体は健在で何に似ているかと言えば「飲み屋のオヤジのクダ」。
おっさんが一方的に「ホラ」を語っているにしてはリアルだし、
つい「それ、本当?」」ってついつい聞いてしまう…みたいな?

仕事場にこんなおっさんがいたら仕事にならないし、
客にこの手が来たら話し相手だけならまだしも本業が手につかずで
迷惑。
この人の本は読み手に「精神的余裕と時間的余裕がある」人だけに
薦めたい。
それでもこれシリーズ物の2作目らしく、驚くことに3冊目まであるらしい。
(引っ張ってくる時に在った)
私なんてわざわざ一作目を図書館で予約するほどでもないなあ…と思ったのに。

それより一番気になるのが表紙の女の子のイラスト。
「目」が逝っちゃってると思うのですが…
笑っているようで全然笑ってない。
絵は描く人の精神状態を現すとしたら…

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