おいしい水 原田マハ著
2014年3月30日 読書
いつもの小説ではなく、おしゃれな写真集的な感じ。
しかも舞台が震災前の神戸でその町の雰囲気にすぐ自分が同化してしまい
頭の中でどんどんその風景が浮かんでしまって…
19歳の切ないきもち、薄い色つきのリップクリーム…
そして何より、「コスモポリタン」のラズベリーキャンディの小さな楕円の缶…
読んだ途端にあの甘酸っぱい味を思い出して余計にきゅ~~~ん!笑
主人公がバイトしているのは今でこそ「トア・ウエスト」として雑貨や
おしゃれな感じになっているあそこら一体かな?とか
そういえばセンター街に「ミッチャン」と言う雑貨屋さんがあってよく覗いたけど
もう無くなっているし…
原田さんのイメージが「東京人」なのに、神戸の雰囲気を良く知ってるな~
と思っていたらこの人「関学」出身だったんだ~
なるほど、それなら学生時代に神戸の街を楽しんでいたはず。
あの震災前の雰囲気を…
それは私の知っている神戸とほぼ同じで、今の神戸ではない。
だから余計に「そうだね、そうだね」と物語にはまり込んでしまった。
ラストの
↑ を検索したらさらに「なるほどな~~~」と思ってしまった。
ところで、本作随所に「写真」が挿入されておりまして、
何て言うのかな?ソフトフォーカス?優しい感じにそれがまた素敵で…
と最後までめくっていくとそれが「油彩」であることがわかってビックリ!
「絵」でここまで透明感が出せるのかあ…絵の才能がゼロの私にしたら「神!」。
なんか昔を思い出して悲しくなってきたよ…
しかも舞台が震災前の神戸でその町の雰囲気にすぐ自分が同化してしまい
頭の中でどんどんその風景が浮かんでしまって…
19歳の切ないきもち、薄い色つきのリップクリーム…
そして何より、「コスモポリタン」のラズベリーキャンディの小さな楕円の缶…
読んだ途端にあの甘酸っぱい味を思い出して余計にきゅ~~~ん!笑
主人公がバイトしているのは今でこそ「トア・ウエスト」として雑貨や
おしゃれな感じになっているあそこら一体かな?とか
そういえばセンター街に「ミッチャン」と言う雑貨屋さんがあってよく覗いたけど
もう無くなっているし…
やがてあの地震が、すべてを一変してしまう十年まえのことだ。
多くの人がそうであったように、私もあの街で大切なものを失った。
原田さんのイメージが「東京人」なのに、神戸の雰囲気を良く知ってるな~
と思っていたらこの人「関学」出身だったんだ~
なるほど、それなら学生時代に神戸の街を楽しんでいたはず。
あの震災前の雰囲気を…
それは私の知っている神戸とほぼ同じで、今の神戸ではない。
だから余計に「そうだね、そうだね」と物語にはまり込んでしまった。
ラストの
おいしい水、とべべが言った。
アストラッド・ジルベルトの名曲のタイトルだと、いまならわかる
↑ を検索したらさらに「なるほどな~~~」と思ってしまった。
ところで、本作随所に「写真」が挿入されておりまして、
何て言うのかな?ソフトフォーカス?優しい感じにそれがまた素敵で…
と最後までめくっていくとそれが「油彩」であることがわかってビックリ!
「絵」でここまで透明感が出せるのかあ…絵の才能がゼロの私にしたら「神!」。
なんか昔を思い出して悲しくなってきたよ…
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