もう一度恋をしたくて (ソフトバンク文庫NV) シェリー・トマス著
2014年5月4日 読書
前回書いた本と同じシリーズかと思っていたら「ソフトバンク文庫」って…
ちなみにこの作品がデビュー作だそうで、さらにはアメリカで20万部を超すベストセラーに
なったそうですが、正直全然面白くなかった。
あとがきにある
確かに前回読んだ「ロマンス小説」と比べても全くテイストが違う。
むしろ「ロマンス小説」のくくりから外して現代に舞台を移したらものすごく現実的で
それこそ日常的にどこにでも転んでいる話になりそう。
だからこそ「つまらない」と。
あくまでも読者は「非日常のロマンス」を求めてこれらの本を読むのに
ヒロインは好きになった男を落とすために例えて言うなら親友A子と両想いの男に
「彼女はもう結婚するからあなたのことなんとも思ってないわよ」と告げ、傷心した男が
あっさり2日後にプロポーズしだまされたことを知って10年間イギリスからアメリカで
一人旅立つ。しかも女はお金大好きというか商売の才覚もあるとヒロインらしくない
「革新的」なキャラを持っているのでさらに違和感。
構成が10年前と現在を交互に描写されるのでおさまりが悪い。
デビュー作だから今一なのか、翻訳者が下手なのか。
皮肉の応酬にトゲトゲしすぎて全然ロマンス色なし。
もっと現代小説にしたらそれなりだったかも。(逆にただの一般翻訳小説だったら
読まないけど)
こうやって2作を比較すると単純明快に「好きよ、嫌いよ」と展開していく方が結果が分かっているとはいえ「安心感」はありますね。
全然ロマンチックじゃない雰囲気でそれでこの結末はあまりにも都合よすぎ。
ちなみにこの作品がデビュー作だそうで、さらにはアメリカで20万部を超すベストセラーに
なったそうですが、正直全然面白くなかった。
あとがきにある
ベストセラー作家のリサ・レイパスも
「革命的、掟破り、そしてこの上なくロマンティック。繊細で情熱的で実に斬新」と
確かに前回読んだ「ロマンス小説」と比べても全くテイストが違う。
むしろ「ロマンス小説」のくくりから外して現代に舞台を移したらものすごく現実的で
それこそ日常的にどこにでも転んでいる話になりそう。
だからこそ「つまらない」と。
あくまでも読者は「非日常のロマンス」を求めてこれらの本を読むのに
ヒロインは好きになった男を落とすために例えて言うなら親友A子と両想いの男に
「彼女はもう結婚するからあなたのことなんとも思ってないわよ」と告げ、傷心した男が
あっさり2日後にプロポーズしだまされたことを知って10年間イギリスからアメリカで
一人旅立つ。しかも女はお金大好きというか商売の才覚もあるとヒロインらしくない
「革新的」なキャラを持っているのでさらに違和感。
構成が10年前と現在を交互に描写されるのでおさまりが悪い。
デビュー作だから今一なのか、翻訳者が下手なのか。
皮肉の応酬にトゲトゲしすぎて全然ロマンス色なし。
もっと現代小説にしたらそれなりだったかも。(逆にただの一般翻訳小説だったら
読まないけど)
こうやって2作を比較すると単純明快に「好きよ、嫌いよ」と展開していく方が結果が分かっているとはいえ「安心感」はありますね。
全然ロマンチックじゃない雰囲気でそれでこの結末はあまりにも都合よすぎ。
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