『ベルゼバブ』ではなく「ベルゼブブ 」。
なぜか漫画を連想するんですけどねえ…

ハエの王「ベルゼブブ」のような形をした修道院にヴィクトリカが強制移送されてしまい、
それを久城が迎えに行く話。
今回、ヴィクトリカの父と母に久城は対面する。

それにしてもこの本を「ミステリー」として読んだら絶対にみんな怒るんじゃないのかな?
と言うある人物の初めの喋り方と終わりの喋り方の落差感。
よく性別を読者に間違わせるためにこのような手法をとることがありますが、
それでも違和感なく溶け込ませてこそのミスリードですが、今回のこの話の展開では
どう読んでも「無理!」なんですが。
ドレスの描写とかえらく事細かくダラダラ書く割に、結構重要なところをさらっと
流している気がするんですけどねえ…

無事、ヴィクトリカを連れて帰ることに成功したものの、その帰りの列車で
何やら不穏な事件がまたもや勃発…と言う展開なのでⅤとⅥは続けて
読んだ方が内容を忘れずに済みそう。

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