よろず占い処 陰陽屋の恋のろい 天野頌子著
2014年8月3日 読書
読者層が中高生になったのでお約束の高校生活に加えて醍醐味の「恋」をプラス。
もしかして主人公の親に繋がる人?と結構興味深い展開になりつつも残念な結果。
けれど希望は残る。化け狐と人間のカップルの存在。それは主人公に希望を与える。
まあ無理して感想ぽく書く必要も無いので本書で一番印象に残ったのが
はい、まさしく。
今回は被害が少なくて本当に良かったです。
もしかして主人公の親に繋がる人?と結構興味深い展開になりつつも残念な結果。
けれど希望は残る。化け狐と人間のカップルの存在。それは主人公に希望を与える。
まあ無理して感想ぽく書く必要も無いので本書で一番印象に残ったのが
「人を呪う方法はあります」
「本当に!?」(中略)
「だめもとでいいから、やってみてよ」
「ただ一つ確実に言えることは、何かのはずみで呪いが破られた時、
御嬢さんには恐ろしい呪詛返しがあります」
「絶対に…?」
「呪いと言うのは、そういうものです。お嬢さんは相手をちょっと怪我させる程度の呪いをかければいいと思っているかもしれませんが、返ってくる時は、その何倍もの厄災をあなたにもたらすでしょう。
最悪、命を落とすかもしれません。それだけの覚悟がおありでしたら、人を呪う方法を教えましょう。」
「で、でも、呪いが破られなければ、返ってくることも無いんでしょ…?」
「俗に、人を呪わば穴二つ、と、言うでしょう?
あの穴というのは、墓穴のことです。
例え呪詛が破られなくても、人を呪う者は、結局自分も墓穴に入ることになるんですよ。」
はい、まさしく。
今回は被害が少なくて本当に良かったです。
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