大体小説内で登場人物が自分の作品に対して批評されるのは我慢できないとか、
書く苦しみを知らないくせにあれこれ言われるのも腹が立つとかその手の描写をしている話って大体面白くない のが多い。と言うかほとんどそう。
読者にしてみれば金と時間を使って読んでいる内容がグダグダと作家の「愚痴」で占められているのに付き合わされるのって本当に苦痛。

「じゃ、誰にも酷評されないような面白い本を書く努力をしろよ」と言いたくなる。

昔はヒットを連発した貴族であり作家であるヒーローが今では書けないのに対して、
書くのが楽しい!と天真爛漫なヒロイン。
まあ例にもれず、なかなか盛り上がらないというか愚痴めいたことで前半は費やされているので退屈で、退屈で。

原題が『With seduction in mind』と言うのにこの邦題…
もっと気の利いた題名付けれなかったのか?

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