いわゆる「美容エッセイ」

多分読者ターゲットが40代以上(著者が1964年生まれ)だと思うので若い子(20代)が読んでも参考にならないだろう一冊。(それを証明するかのように読書メータ×にもアマゾ×にもレビューが無い)

さて、本書要は簡単に言えば

老いを認めろ!
いつまでも若い時のメイクをするな!
ましてや、今時の若い子のメイクを真似するな!
今の自分を自覚しろ!

って感じですね。

化粧で美しくならない、要は生き方!みたいにもう最近この手の本に書かれているのと大差ない。例え肉体的に背筋を伸ばして生きることができなくても、精神はいつもまっすぐ伸ばして前を向いて生きていけば美しくなるんじゃないですか?
「若い」と言われたいがために本当に若い子の「真似」をするのではなく、老いも認めて受け入れてそれでもそれ以上ひどくならないために努力する。
ただ単に朝、機械的に化粧水を叩き込むのではなく自分の肌の調子を確認しながら丁寧に物事を行う。まあ、「生き方」に通じていくわけですね~

「20歳の顔は自然の贈り物。50歳の顔はあなたの功績」
ココシャネルの名言をかみしめている今日この頃。
表情が顔を作るのと同じように、姿勢が体型を作り、意識が仕草を作り
暮らしぶりが雰囲気を作る。大人になるほど生き方が自分自身、そういうことか。

「すべてがあなたにちょうどいい。
今のあなたに今の夫がちょうどいい。今のあなたに今の妻がちょうどいいい。
今のあなたに今の子供がちょうどいい。今のあなたに今の親がちょうどいい。
今のあなたに今の兄弟がちょうどいい。今のあなたに今の友人がちょうどいい。
今のあなたに今の仕事がちょうどいい。
死ぬ日もあなたにちょうどいい。
すべてがあなたにちょうどいい。」
『大蔵経』と言う経典にあるブッダの言葉なのだという。

普通の人間にいわれたら腹が立つのだけれどブッダなら許せるよね、この言葉。笑
違う本でも引用したけどココシャネルはかなりいい名言を残している模様。
一度本を探してみたい。

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