ソロモンの偽証 第II部 決意 宮部みゆき著
2014年9月8日 読書
なげ~よ!!けど、次の予約者が鈴なりゆえ延滞できないのでひたすら読む。
本作2006年8月号から2009年8月号掲載作品が2012年9月発行されたもの。
Ⅰ部とは違い冒頭に
と表示してくれている。
しかし、しかしである。
読んでいて 違和感大! の箇所がありすぎ!
どう考えても「それ1991年じゃなくて2006年以降の考え方、風俗でしょ!」と。
因みに1991年とは46歳の私が23歳だった時の事。
まだ生まれていない読者なら問題ないというか「知らないよ、そんな時代」で済むのだろうけど一応その年代を据えたのならその時の風俗を忠実に再現してほしい。
P461
1991年はまだ「日射病」と言っておりました。「熱中症」と言うのは
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1465888209
個人的につい最近言われだした言葉だと。
更にP472
中学生が「日傘」!それこそありえね~なわけで。
京都の大学に行っていた友人が日傘を持っていたから「あれ?」と不審な声を出したら
「あのね!京都の夏に日傘は必需品なの!!!もう、人の目なんて気にしてられ無いの!!」と言われた記憶がある。それぐらい当時は「おばちゃんの持つもの」的な認識だった「日傘」。だからいくら母親のものとはいえ中学生が日傘をさすことは超不自然。
譲って「帽子」。
大体、当時の大学生は夏でもパンスト+パンプスと言う服装だった。
今時のだらしない、下着や裸に近いようなバカ丸出しのクソ女
慎み深い服装をしていたもんで。肌なんか見せるような服装もしてなかった。
P503
当時、そんなにコンビニの件数なかったと思うし、あっても「不良」が行くとことであって
「普通」の中学生が気楽に足を踏み入れる場所ではなかったと思うんだけどなあ…
P568 一番強烈に違和感大!の箇所
電電公社が民営化したのが1985年。当時黒電話。
そこから徐々に他メーカーがカラフルな電話を作り出したわけで。
1991年にそれに切り替えだした家が何軒ある?
ファックスが付いている電話って1992年に結婚した当時5万円ぐらいしたよ。
今の1万程度の誰でもホイホイ買えるような値段じゃなく。
それが
今時どこにでもある物 のわけないじゃん!怒
何この穴だらけの時代考証。
Ⅲ部でいきなり「夢落ち」「パラレルワールド」とか言うなよ!!!!怒
更にこれ映画化するらしく
http://www.solomon-movie.jp/
「大人になった涼子」が存在するだけに「回想」から入るんだろうな、と。
ぶっとい原作3冊を2部作にするってことは観客を飽きさせない為にもエンターテインメントに徹するとしたら今回のⅡ部みたいにいちいちくそ丁寧にアリバイ探しなんて描写していられないだろう。
としたら、それ、原作の段階でできなったんだろうか?ダイジェスト版として筋を追いかけ
るとしたらこのⅡ部なんてカットする部分だらけだと思う。
このⅡ部が「伏線」としてⅢ部に生きていくのなら問題ない。
けれど、ただのページ稼ぎ=印税稼ぎとしての位置付けだとしたらマジ怒るで!
もっと、もっと凝縮した内容にできなかったのかな?
長すぎて中だるみするのよね。
というわけで、次回やっと裁判することに。
なんかな~判事役の井上康夫。おめーぜってー中三じゃねえよ~~~~
P.s
そもそも「登校拒否」なんて言う「なめた」ことする中学生が当時一体何人いた?
みんなつらい思いをしながらもいやいや、しぶしぶ学校に通っていたのでは?
親が理解あって「家にいてもいいよ」なんて言う?
そこからしてもうなんか1991年とは思えない。
http://web.office.hyogo-u.ac.jp/nanacs/situation.html
本作2006年8月号から2009年8月号掲載作品が2012年9月発行されたもの。
Ⅰ部とは違い冒頭に
1991年 7月20日
と表示してくれている。
しかし、しかしである。
読んでいて 違和感大! の箇所がありすぎ!
どう考えても「それ1991年じゃなくて2006年以降の考え方、風俗でしょ!」と。
因みに1991年とは46歳の私が23歳だった時の事。
まだ生まれていない読者なら問題ないというか「知らないよ、そんな時代」で済むのだろうけど一応その年代を据えたのならその時の風俗を忠実に再現してほしい。
P461
「急にふらっとしたのよ。熱中症かな?」
1991年はまだ「日射病」と言っておりました。「熱中症」と言うのは
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1465888209
個人的につい最近言われだした言葉だと。
更にP472
「うん」母から借りてきた日傘を傾けて…
中学生が「日傘」!それこそありえね~なわけで。
京都の大学に行っていた友人が日傘を持っていたから「あれ?」と不審な声を出したら
「あのね!京都の夏に日傘は必需品なの!!!もう、人の目なんて気にしてられ無いの!!」と言われた記憶がある。それぐらい当時は「おばちゃんの持つもの」的な認識だった「日傘」。だからいくら母親のものとはいえ中学生が日傘をさすことは超不自然。
譲って「帽子」。
大体、当時の大学生は夏でもパンスト+パンプスと言う服装だった。
慎み深い服装をしていたもんで。肌なんか見せるような服装もしてなかった。
P503
コンビニストアの防犯ビデオである
当時、そんなにコンビニの件数なかったと思うし、あっても「不良」が行くとことであって
「普通」の中学生が気楽に足を踏み入れる場所ではなかったと思うんだけどなあ…
P568 一番強烈に違和感大!の箇所
「確かにうちの電話はほら…多機能電話っていうのかな。
今時はどこにでもある物だけれど、ファックスも留守番電話も付いている。
子機が一台、卓也の部屋にあるよ
電電公社が民営化したのが1985年。当時黒電話。
そこから徐々に他メーカーがカラフルな電話を作り出したわけで。
1991年にそれに切り替えだした家が何軒ある?
ファックスが付いている電話って1992年に結婚した当時5万円ぐらいしたよ。
今の1万程度の誰でもホイホイ買えるような値段じゃなく。
それが
今時どこにでもある物 のわけないじゃん!怒
何この穴だらけの時代考証。
Ⅲ部でいきなり「夢落ち」「パラレルワールド」とか言うなよ!!!!怒
更にこれ映画化するらしく
http://www.solomon-movie.jp/
「大人になった涼子」が存在するだけに「回想」から入るんだろうな、と。
ぶっとい原作3冊を2部作にするってことは観客を飽きさせない為にもエンターテインメントに徹するとしたら今回のⅡ部みたいにいちいちくそ丁寧にアリバイ探しなんて描写していられないだろう。
としたら、それ、原作の段階でできなったんだろうか?ダイジェスト版として筋を追いかけ
るとしたらこのⅡ部なんてカットする部分だらけだと思う。
このⅡ部が「伏線」としてⅢ部に生きていくのなら問題ない。
けれど、ただのページ稼ぎ=印税稼ぎとしての位置付けだとしたらマジ怒るで!
もっと、もっと凝縮した内容にできなかったのかな?
長すぎて中だるみするのよね。
というわけで、次回やっと裁判することに。
なんかな~判事役の井上康夫。おめーぜってー中三じゃねえよ~~~~
P.s
そもそも「登校拒否」なんて言う「なめた」ことする中学生が当時一体何人いた?
みんなつらい思いをしながらもいやいや、しぶしぶ学校に通っていたのでは?
親が理解あって「家にいてもいいよ」なんて言う?
そこからしてもうなんか1991年とは思えない。
http://web.office.hyogo-u.ac.jp/nanacs/situation.html
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