ブレイブ・ストーリー (3)再会 宮部みゆき著
2014年9月23日 読書
前2作、かなり前に読んだせいか内容を全く覚えていない。
というか、こんなに暗い冒険ものだったっけ???
2006年に「スニーカー文庫」として出版されたものを「つばさ文庫」に変えての出版。
明らかに子供をターゲットにしている割にむつかしいというか暗い。
善と悪。
宮部のライフワークというか根源に「悪」の方が書きやすいのだろうか?
これらの作品を経て『英雄の書』とかに繋がっていくんだろうなあ…と想像がつく。
自分のゲーム好きが高じて、自分でもそれっぽい冒険ものを書いてみよう!から
どんどんやっぱり「人間の心の弱さ」を書く方が楽!って感じでどんどん傾向が偏っていく。
うん。偏っているんですねこの作家。
悪い方に。
初期の作品も善悪があったにせよ、まだ明るい善が前に出てきていたから救われたのにそれがどんどん救いようのない悪の方ばかりに力を入れた作品ばかり書くようになって読んでいてもすっきりしないというか読後感が悪くなる。
「悪を描きたかったんだから、嫌な気持ちになるのは当然の結果。それを狙いました」と
言われたら何も言えませんが。
ここまで「悪」が根底にある作品ばかりにスポットを当てるってことはご自身に何か嫌なことでもあったんですか?って感じ。
小学生が読むにしたら難しいと感じるのは自分が子供の心を持っていないから子供の葛藤に寄り添えないだけなのかもしれないけど。
「ワタル」がどう判断し、何を手に入れるのか。
4巻に期待!
ただ、最近の傾向のようにラストがイマイチ…と言う展開だけは頼むからやめてね。
というか、こんなに暗い冒険ものだったっけ???
2006年に「スニーカー文庫」として出版されたものを「つばさ文庫」に変えての出版。
明らかに子供をターゲットにしている割にむつかしいというか暗い。
善と悪。
宮部のライフワークというか根源に「悪」の方が書きやすいのだろうか?
これらの作品を経て『英雄の書』とかに繋がっていくんだろうなあ…と想像がつく。
自分のゲーム好きが高じて、自分でもそれっぽい冒険ものを書いてみよう!から
どんどんやっぱり「人間の心の弱さ」を書く方が楽!って感じでどんどん傾向が偏っていく。
うん。偏っているんですねこの作家。
悪い方に。
初期の作品も善悪があったにせよ、まだ明るい善が前に出てきていたから救われたのにそれがどんどん救いようのない悪の方ばかりに力を入れた作品ばかり書くようになって読んでいてもすっきりしないというか読後感が悪くなる。
「悪を描きたかったんだから、嫌な気持ちになるのは当然の結果。それを狙いました」と
言われたら何も言えませんが。
ここまで「悪」が根底にある作品ばかりにスポットを当てるってことはご自身に何か嫌なことでもあったんですか?って感じ。
小学生が読むにしたら難しいと感じるのは自分が子供の心を持っていないから子供の葛藤に寄り添えないだけなのかもしれないけど。
「ワタル」がどう判断し、何を手に入れるのか。
4巻に期待!
ただ、最近の傾向のようにラストがイマイチ…と言う展開だけは頼むからやめてね。
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