ブレイブ・ストーリー (4)運命の塔 宮部みゆき著
2014年9月24日 読書
読み終えました。まあ、子供向けに出版されたのでバッドエンドにはならないだろうなあ…とは思ってある意味安心して読みました。
けれどゴーレムとか読んでいて『なうシカ』とか後忘れた(昨日読んだから)けど他の作品に似ているなあ…と思ったのも事実。
一般的なRPGってこんな展開はお約束なんだろうし。(友達は必ず作って集団行動。
ミツルのように単独では成功しない)
ところで読み終わった後アニメの方を動画で見た。
なるほど、最初に「こんなに暗い話だっけ?」と違和感を感じたのはこっちのアニメと原作では全く雰囲気が違う=子供向け になっているからか。
お父さんが出て行った理由も原作は女作ってしかも妊娠しているし、ビジョンの中でワタルは父もこの愛人も殺したことになっているのでそれがトラウマというか心に傷、陰のようなものをもたらしているのに対してアニメは「もう父でいるのも夫でいるのも嫌になったんだ!」とその年でいきなり「自分探し」を始めちゃうただの情けない中年男だし。笑
ワタルがビジョンに行く理由や運命を変えたい理由にしたらえらく軽い、なと。
それだったらミツルの願いの方がよっぽど女神様に「救われても」いいんじゃないのかなとすら思う。
だからアニメのエンディングは「救い」の形になっていて一安心。
アニメはワタルの心の変化を尺の関係で追いきれず軽い仕上がりだけれどエンディングが良かったのに対して、原作はどこまでも心の内面を向きあわせる重たい仕上がりになっているけれどそれでもこの「冒険」を通じて得たものは大きい深みのある内容になっているのは間違いない。
というわけで、映画も原作も両方たして割ったらいい作品になるのになあ…
けれどゴーレムとか読んでいて『なうシカ』とか後忘れた(昨日読んだから)けど他の作品に似ているなあ…と思ったのも事実。
一般的なRPGってこんな展開はお約束なんだろうし。(友達は必ず作って集団行動。
ミツルのように単独では成功しない)
ところで読み終わった後アニメの方を動画で見た。
なるほど、最初に「こんなに暗い話だっけ?」と違和感を感じたのはこっちのアニメと原作では全く雰囲気が違う=子供向け になっているからか。
お父さんが出て行った理由も原作は女作ってしかも妊娠しているし、ビジョンの中でワタルは父もこの愛人も殺したことになっているのでそれがトラウマというか心に傷、陰のようなものをもたらしているのに対してアニメは「もう父でいるのも夫でいるのも嫌になったんだ!」とその年でいきなり「自分探し」を始めちゃうただの情けない中年男だし。笑
ワタルがビジョンに行く理由や運命を変えたい理由にしたらえらく軽い、なと。
それだったらミツルの願いの方がよっぽど女神様に「救われても」いいんじゃないのかなとすら思う。
だからアニメのエンディングは「救い」の形になっていて一安心。
アニメはワタルの心の変化を尺の関係で追いきれず軽い仕上がりだけれどエンディングが良かったのに対して、原作はどこまでも心の内面を向きあわせる重たい仕上がりになっているけれどそれでもこの「冒険」を通じて得たものは大きい深みのある内容になっているのは間違いない。
というわけで、映画も原作も両方たして割ったらいい作品になるのになあ…
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