『ぼんくら』『日暮し』に続く第三弾。前二作読んだけどちっとも内容が思い出せない。
まあ、覚えてなくても問題ないけど、それ以上に 無駄に長い 。現代ものも最近 超不作の駄作続きの残念っぷり だけど、ついに時代物でもこの現象か…
しかも無駄に長い上に、上巻の終わりからすると「え?もしかして上巻丸丸、ミスリード?」って思ってしまうほど。

更に。
正直むかつくというか不愉快極まりなかったのが
顔というか美醜についてしつこすぎる!!!!!怒
上巻の中で一体何回「顔」についての描写をすれば気が済むのか!!
これだけしつこいことをもしうちの家で口にしたら絶対、夫か次男が、
「お母さん!!しつこすぎ!!」と怒ってそれ以上は言わせないはず。
となると、やっぱり宮部みゆきと言う人がオールドミスの行かず後家(死語)の悪い部分を堂々と自分の作品で披露しているとしか感じられない。
会社で新人がつい口を滑らして以来ず~~~と嫌味をチクチクチク…と言い続けている
「局」になっていることに気が付かない、そんな人。
周りは「もういいやん。しつこいな~」と思っていても局には言えない、そんな雰囲気が漂っていそう。編集者も直木賞作家に「ここ、しつこすぎませんか?」と修正を求めることがすでにできなくなっていて、完全放置…これがもう宮部みゆきの現在かと。
確かに部分部分は面白いのだけれど、やっぱり無駄に長い。
Tvで無駄にCMで引っ張った挙句、最後の最後に映像を流すものの「え?これだけ?」
みたいな肩透かしを食うことがよくあるがあのパターンにならないことを祈る。
昔ならもっとテンポよくまとめれたはずなのにね。
レベルが下がっているおかげで、読むのに時間はかかる=集中が途切れる、 
寝落ちは何回もする=面白くないから 。

これが下巻でも続くのかと思うと楽しみというより憂鬱…
さっさと読み終えたい。←こう思わせた時点でやっぱりこの作家の力量が知れよう。

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