おまえさん(下) 宮部みゆき著
2014年10月22日 読書
一言でいうと「失敗作」。
『おまえさん』と言う作品内で完結できず、いわば「打ち切り」と言う状態にして
スピンオフの短編で終結させた、そんな感じ。
下巻に入り「解決編」と言うべき内容だったけど、最後の最後まで行かず。
行かずと言うより「行けなかった」。空中分解してしまいにっちもさっちも行かなくなったので
とりあえず終わらせた、そんな感じ。
以前、どの作品か忘れたけどレビューに「宮部みゆきは恋愛ものが書けない作家」と言う趣旨のものがあった。
それを読んだとき「そう言えばそうかも」と納得したことがある。
本作はそれを覆そうと試みたがやっぱり失敗した、そんな作品。
男女の機微を書こうとする、書こうとあがいているんだけど経験値が…
机に座っているだけだと書けない世界ですもんね。
書こうとしているのに書かれた内容はどこまでも「毒」と言うか女のいやらしさだけがみょ~に目に付いて。
私生活でなんぞあったんですかね?宮部せんせ。
上巻でしつこく「顔」に絡んでいたけど、私生活で「お前の顔は不細工だ!」とでも言われたんですか?
それを根に持った結果出来上がったのが、これですか?
美男美女がカップル成立、シコメ、ブ男だけがはじき出されるこの世の中に何か言いたいのですか?
まあ、いくら造作がきれいでも心が汚くなったらその結果がこの作品のラストを象徴しているんですかね?
顔の描写と平四郎の心のつぶやき部分をカットしたら『おまえさん』は一冊の作品として完結し、その後は外伝にでもしたら収まり良かったはず。
まあ、もうここまで来たら「この作家に外れ無し」とほっておいても売れるしね。
古くからの読者は徐々に離れて行っているとは思うけど。
この作家が書けば書くほど残念度がアップしてこちらの毒ももう吐くのも面倒。
『おまえさん』と言う作品内で完結できず、いわば「打ち切り」と言う状態にして
スピンオフの短編で終結させた、そんな感じ。
下巻に入り「解決編」と言うべき内容だったけど、最後の最後まで行かず。
行かずと言うより「行けなかった」。空中分解してしまいにっちもさっちも行かなくなったので
とりあえず終わらせた、そんな感じ。
以前、どの作品か忘れたけどレビューに「宮部みゆきは恋愛ものが書けない作家」と言う趣旨のものがあった。
それを読んだとき「そう言えばそうかも」と納得したことがある。
本作はそれを覆そうと試みたがやっぱり失敗した、そんな作品。
男女の機微を書こうとする、書こうとあがいているんだけど経験値が…
机に座っているだけだと書けない世界ですもんね。
書こうとしているのに書かれた内容はどこまでも「毒」と言うか女のいやらしさだけがみょ~に目に付いて。
私生活でなんぞあったんですかね?宮部せんせ。
上巻でしつこく「顔」に絡んでいたけど、私生活で「お前の顔は不細工だ!」とでも言われたんですか?
それを根に持った結果出来上がったのが、これですか?
美男美女がカップル成立、シコメ、ブ男だけがはじき出されるこの世の中に何か言いたいのですか?
まあ、いくら造作がきれいでも心が汚くなったらその結果がこの作品のラストを象徴しているんですかね?
顔の描写と平四郎の心のつぶやき部分をカットしたら『おまえさん』は一冊の作品として完結し、その後は外伝にでもしたら収まり良かったはず。
まあ、もうここまで来たら「この作家に外れ無し」とほっておいても売れるしね。
古くからの読者は徐々に離れて行っているとは思うけど。
この作家が書けば書くほど残念度がアップしてこちらの毒ももう吐くのも面倒。
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