「わ~懐かし~」と言うには掲載されているのが「リカちゃん以前」の人形が多いゆえ
それほど「懐かしい」と言う感想は持てず。
むしろ私はこういった「人間の形をした人形」より「動物の形をしたぬいぐるみ」の方が好きな方でしたので。
むしろリアル過ぎる大人っぽい人形は「気持ち悪い…」と敬遠していたきらいがあります。
従姉の家にリカちゃんのママや寝かせると目を閉じる仕掛けのある人形=ギミックと言うらしいです は怖くて布団をかぶせていつも寝ている状態にして遊んでました。笑

それにしてもこれを読む限り、人形遊びと言うのは「自分が着てみたい服を人形に代用して着てもらう」遊びだったのを初めて知りました。
そうか~そういう遊び方をするもんだったんだ~
確かに「バービーちゃん」から始まった人形文化の経緯を見る限り、服が確かにおしゃれ!
段々人形文化が日本独自のものに発展していくと服が「チャチ」「ペラ」になっていくのがわかって。ペイントのまつ毛じゃなくて植毛まつ毛の人形もあったし。
へ~ですわ。

ところで読んでいてメッチャ爆笑して共感したのが
「親は子供が欲しい人形を買ってくれず、いつも違うものを買い与える」ということと、
「人形の髪の毛は一旦切ったら生えてこない、と言うことを理解せずに鋏を入れ
後あと泣くことになる…」と言う点!!!!!!!笑

そうなんですよね~「みんな」が持っている「リカちゃん」が欲しいのに「いずみちゃん」だったり。私なんか超マイナーな「くるみ」ちゃんでした。
当然、扱いは超乱暴。服着せずに転がされているとか死体の役とか。笑

私は人形の髪を切ることはしなったけど、友人がやってました…涙
本にも書かれている通り、親に見つかる前に押入れの奥底に隠されましたが…
ぬいぐるみのパンダが寒かろう、とストーブの前に置いていたら煙が出てきて…
あわてて、水で冷やしてメンソレータムをパンダの鼻に塗ってやりました。
ええ、寒かろう、熱かろう、痛かろうの気持ちで。
これは捨てきれずに現在も屋根裏のケースに入れて持ってきてます。
洗ってもらって穴が開いて、中のスポンジがポロポロ零れ落ちるというこれまた悲惨な目に遇わせているもので。全く、なにやってんだ?って感じですが。

「サイクリング・ユッコちゃん」がリカちゃんとは別物だったことをこれで知りました。

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