以前本屋でさらりと立ち読み。「う~~ん」と思ったのでその時は買わなかったのですが
昨日書いた本を買った時にぶっく0ffで「800円」で売っている割にはなぜか本全体が波打っている=水濡れ? だったので思い切って「密林」の中古で購入。

本書でありがたかったのは「まず、自分を自分が大切にする。その残り で夫を大切にする」というこれまた大胆な説!笑
夫&子供に100%情熱を注ぐのではなくあくまでも「自分ありき」。
自分の思うようにしていたら心に余裕が出てほかの人にも優しくできる、そんな感じ。
真面目な部分ではまず「形から」で夫にシルクのパジャマ、上質なガウン=お金持ちのイメージ を着せ「社長が座りそうな椅子」を購入してそこを指定席にする。
すると、次第に気持ちや思考が変わっていく…

う~ん、読むの遅かった?
だって、もう定年まであと10年切っているのにこれ以上出世も独立もあり得ないから。笑
読むなら20代30代の新婚の内が一番おすすめ!
まあ、ずぼら妻には耳の痛いことが書かれている反面、これならやっている!と安心(?)できる部分もあった。
因みに私は夫の出勤時、例の点呼=「携帯持った?」「財布?」「鍵」… の後、
一緒に玄関を出て夫が見えなくなる曲がり角まで見送ります。(妻の鏡?)
喧嘩して点呼取らなかった日は大体「忘れ物」をしていくのと、
そこまで「幸せな状態」で見送ったんだから戻ってくるなよ、これから私の時間なんだから!と言うどこまでも私主体の理由がありますが。笑
次に、本には書かれてませんでしたが私は「お迎え」をします。
駅まで車で迎えに行くのではなく(体調次第ではありですが)、「帰るメール」に電車の時間を書いてくれるのでそこから逆算して「会える」時間に歩いて家を出て、某お地蔵さんの前で待っています。(お地蔵さんは意味ありません)
元々は少しでも歩いて万歩計の歩数を増やそう!だったのが次第に子供の事で家の中では言えないことをこの5~10分の間に夫に話す時間を持つように。
今ではもっぱら「今日、ダンプに腹立ってん!!」と愚痴三昧ですが…汗
夫婦って自分たちで意識して二人で過ごす時間を作らないとホント他人以上の関係になりがち。そこに「尽くしてやっている「養ってやっている」と言う意識が大きくなりすぎたら
もう完全にアウトですよね。

ところで「服装」に触れられているんですが、夫がコンビニに行くときにおしゃれしてついていく=奥さん綺麗ですねと他人さんに褒められて夫は気分が良くなる、とのこと。
さっき、ごみ出しに行って自分の影がホント疲れたおばさん状態=オールゆに黒 で
髪の毛も一つにまとめている割にボサボサと…涙
「あかん!こりゃ確かに終わっているな」と。
掃除したりその他の家事をするのにワンピとか結構ハードル高いんですが、
それでも
なんでもない普段の日でも愛されファッションを
とか
大人の女性であっても愛されファッションを目指す
など
「愛され」がキーワードの様で。
この日記を書くために著書を引っ張ってきたら最新刊に「愛されコーデ」の本が出てきたので一度立ち読みしてみるか~ 今度本屋で探してみよう。

妻である自分に甘く!まず自分を優先する
自分を甘やかしてあげる家事の習慣
クリエイティブな趣味を結婚後につくる
お気に入りのミュージアムや植物園に行く


など、「そっか~」的なことが書かれてました。
でも突き詰めたら「夫に期待しない」ってことに繋がりそうだけど…汗
とはいうもののもう子供の手も離れているんだから後は自分次第。
良くも悪くも自分の責任。
外に出て稼ぐことはどうも無理らしい(無理と決めつけるな!と指摘されそうですが…)
から、家で楽しく過ごせることに意識を向けたいと思います。

昔なら「そうやって自分で無理!って線を引いているからできないんだ!それよりも次、次!!」って他人にはっぱをかけていた立場ですが、こうもへこむ職場ばかりに当たると
もう心が折れきって「自分はダメ人間なんだ…」と引きこもらざるを得ない。
結果として「外で働くのに向いているタイプ」と「家にいるのが向いているタイプ」が確かに存在するのだと思う。短期バイトで知り合った人は逆に「家にいたら気が狂いそう!!
何らかの形で外に出ていないと無理!!」とおっしゃってましたから。
そんな風に向き不向きを一切無視したかのように「女性の活躍、社会貢献」をごり押しする政権はホント、超迷惑!
それって個人の事情を全く無視した「命令」に他ならない。
内部疾患を抱えている人だっているのに。いわば目に見えない弱者は怠け者烙印で抹殺されていくんでしょうか?
と、自分における「働く」と言うキーワードが永遠のテーマかも。
外で働けないんだから働いている夫に頑張ってもらえるように努力するのは当然というかそれしかできない人もいるんです。
それを自分的に良いように解釈していますが 「専業主婦」」でもいいじゃない!と代弁してもらった気がする一冊。

コメント