幻想郵便局 　堀川ｱｻｺ著

新潮社から講談社に変わった途端、作風が劣化＆悪化 。
ラノベ風、底が浅い、軽い、起承転結なし。
ファンタジーで売っている作家さんなので仕方ないとはいえ、正直主人公が全然魅力無！
就活もせず流されまくり。ここで少しはスーツを着て少しでも普通感があればまだしも、
いいや～的というか正直、リアルでこのタイプが居たら「嫌い」なタイプ。笑
２２歳の大学卒業した女でなく、中高生だったらまだ読めたかもしれない。
冒頭に主人公が小学校２年生だった時の描写があるんですが、このまんま。
全く成長してない状態で話が進んでいくので苦痛。
これだけ「幼い」主人公で話を進めるのならば、中高生でじゅうぶんかと。

しかも。
肝心の四人がなぜどのようにして仲直りして復活したのかその描写が全くないままに終わる。そこが一番肝心じゃないんですか？
何この中途半端な内容！！！！！！怒！
前３三作とは全く作風も違うし、感動すらない。（前３作も無いんですけどね）
表紙と題名だけがきれいで後は空っぽ。
なぜここに郵便局があってとか詳細な意味のある設定が全く無い。

ああ、この人の本ばかり借りてきているのに…涙
担当さんが変わればここまで実力の無さが露呈するのかと思うと、作家になる人は出版社を特に優秀な編集さんがいるかどうかって調べてから作品投稿した方が良いと思う。
才能を伸ばしてもらう前に読者に見放されてしまう、そんな気がする。