電氣館=映画館
文庫になったら「映画館」に改題した模様。
『幻想郵便局』に続く第二弾。
郵便局が映画館になった、まあそんな感じ。
確かに「郵便局」のラストでマリコさんが「乙姫市の駅裏にも似たような場所があるみたい。
そこは郵便局じゃなくて映画館なんだけど。」と。
ちゃんと伏線張っていたんだな。
それと、主人公が22歳のプータローから高校生になったのでまあ若干この年齢ならこのストーリー展開でも許せるかあ…って感じ。
これももし22歳以上の女が主人公だったらバチ切れ!笑

けれど、このシリーズのレビューが高評価なのはおばちゃんには理解できない。
ごめん、やっぱり現実を知りすぎているからこの手のファンタジーに「救い」というか
「逃げ」は無理なのよ。
そう、この手の「ありえない世界」を「面白い」「楽しい」と思える人とって多分現実から逃げたい人なんじゃないかな?逃避?
と、逃げたい人に毒吐いているんだから私も俗世まみれなんだろうなあ…

とりあえず、このシリーズ、読み終わって本を閉じた途端内容をすっかり忘れてしまうので明日書く日記の分を前倒しして読んだその日に書き込んでいる。
文庫ならまだしもハードカバーの1500円+税を払ってまで読む価値が私にはないと思うシリーズなんだけどなあ…

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